研究ブログ

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鉛筆 【ブログ更新】新学習指導要領解説へのリンクに小学校各教科編を一部追加

1 「平成29年4月告示 特別支援学校幼稚部教育要領/小学部・中学部学習指導要領」(平成30年3月発行)(PDF)へのリンク
・文部科学省のホームページへジャンプします。→
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/15/1399950_2.pdf

2 「平成29年4月告示 特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 総則編(幼稚部・小学部・中学部)」
(平成30年3月発行)(PDF)へのリンク
文部科学省のホームページへジャンプします。→
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/04/1399950_3.pdf
 
 「平成29年4月告示 特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 各教科等編(小学部・中学部)」(平成30年3月発行)
PDF)へのリンク
文部科学省のホームページへジャンプします。→ 
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/04/1399950_4.pdf

4 「平成29年4月告示 特別支援学校教育要領・学習指導要領解説 自立活動編(幼稚部・小学部・中学部)」(PDF)へのリンク
文部科学省のホームページへジャンプします。→ 
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/04/1399950_5.pdf

5-1 「平成31年2月告示 特別支援学校高等部学習指導要領 」(PDF)へのリンク
文部科学省のホームページへジャンプします。→ 
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/04/1399950_11.pdf

5-2 「平成31年2月告示 特別支援学校高等部学習指導要領の改訂のポイント 」(PDF)へのリンク
文部科学省のホームページへジャンプします。→ 
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/04/1399950_10.pdf

6 「平成21年3月告示 特別支援学校高等部学習指導要領解説 」(PDF)へのリンク
その1 目次~第2編第2部第2章(目次, P1-P173)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/26/1278527_1_1.pdf
その2 第2編第2部第3章~4章第2節(P174-P370)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/09/22/1278527_2.pdf
その3 第2編第2部第4章第3節~最終ページ(P371-P528)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/10/26/1278527_3_1.pdf

【小学校、中学校、高等学校の学習指導要領解説 各教科編(一部)】
1 「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説  総則編」(PDF)へのリンク
・文部科学省のホームページにジャンプします。→
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_001.pdf

2 「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説  国語編」(PDF)へのリンク

・文部科学省のホームページにジャンプします。→
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_002.pdf

 「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説  社会編」(PDF)へのリンク
・文部科学省のホームページにジャンプします。→
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_003.pdf

 「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説  算数編」(PDF)へのリンク
・文部科学省のホームページにジャンプします。→
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_004.pdf

5 「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説  特別の教科 道徳編」(PDF)へのリンク
・文部科学省のホームページにジャンプします。→
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_012.pdf
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情報処理・パソコン 【参考資料】将来に夢を抱き、実現できる教育を

本日の障害者教育総論Ⅱ(特別支援教育の基礎理論)では、
「障害のある人の教育において大切なことは?」というテーマで
事前に考えてきたことを、グループワークで話し合い、いくつかの
グループから発表をしてもらいました。

障害の有無にかかわらず、将来に夢を抱き、実現に向っていけることは
誰にとっても大切なことであり、そのための土台を育むというところに、
教育が果たせる役割があると考えます。グループ発表でも、自分の思った
ことやしたいことに自由にできる環境が大切だという意見もでました。

この後で、以下の番組の一部を視聴しました。
登場してくれた当事者の生徒、学生の方の学校や生活の環境の詳細まで
は分かりませんが、学校がその人の興味・関心、得意なこと、できること
を伸ばしていく役割を果たせていない局面が存在すること、そのことが
学ぶ意欲、将来への希望、自己信頼に大きく影響することを、具体的に
伝える内容でした。

バリバラ相談員による当事者の視点からのアドバイスは、この方々が
学校関係者でないということもありますが、とても新鮮なもので、
相談した本人にとって、大変勇気づけられるものであったと思います。
まさに、エンパワメントだと思いました。
当事者の視点からの可能性の開発とそれを学校、社会に共有していく
ことの大切さを学んだ時間でした。

 バリバラ進路相談室(2018年10月28日放映)

 http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=891
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佐賀県教育委員会免許法認定講習(聴覚障害者の教育課程及び指導法)

今年度、佐賀県の教員免許認定講習(聴覚障害者の教育課程及び指導法、1単位)を担当させていただきました。


特別支援学校、小・中学校、高等学校等にお勤めの現職の方々55名が受講されました。受講者の勤務先の学校種はさまざまで、現在、聴覚障害のある幼児児童生徒の指導にあたっていない先生方も多かったようです。

佐賀県だけでなく、近隣県の受講者もおられましたので、グループワーク等では、色々と意見を交わせる機会になったかと思います。私自身も、受講者の先生方とのやりとりから学ぶことが多く、特に、実際に教育に携わる先生方が、特別支援教育の専門性を実感をもって理解したり、普段の教育実践を振り返ることができたりする時間をどう構成できるかについて、経験を通じて学ばせていただいています。

【講義の進め方に関する気づき、反省(感想も参考に)】
1座学だけでなく、グループワーク、体験的活動があると、集中して取り組める。
2受講者自身が文章や映像から読み取る、それを基に意見を交換し合う活動があると、主体的な学修となるのではないか。
3理論や系統性のある内容も、具体例を基に考えると理解しやすい。
4ビデオ等の視聴覚教材あると具体的イメージを持て、自身の教育実践を相対化できる。


【未回答の質問へのコメント】
1特別支援学校等でのいじめ防止に対する対策について(加害者、被害者への指導)
 基本的な枠組みや考え方は、通常の学校と同じだと考えます。
 ただ、障害がある児童生徒が被害に遭いやすいということは考えられ、障害特性を踏まえて、被害に遭わないための学習をしたり、自己の尊厳を守ることを学んだりしていくことは、一層丁寧に扱う必要があると思います。
 加害者の行動の背景にあるものを把握し、そこに適切に働きかけていくことや、いじめの事実確認をした上で、本人が加害の事実を受け止め、謝罪の気持ちを抱き、表現できるように指導することは、
障害の有無に関わらず大切です。
 障害があることで、人権学習、道徳性の陶冶において何らかの困難があるとすれば、その手立てを考えていくのが特別支援教育だと思います。

2大学でのノートテイク等の報酬の有無について

 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)のホームページに、こうした具体的疑問に答える以下のQ&A集が載っています。

 以下は、「Q ノートテイクや手話通訳の謝礼金はどのように決めたらいいですか?」への回答です。

  http://www.pepnet-j.org/web/modules/tinyd4/index.php?id=98&tmid=73

 私の勤務校では、アルバイトの最低賃金を下回らない額で設定しています。学外に英語科目などの専門的なノートテイクをお願いする場合は、地域の手話通訳を依頼する場合と同額に設定しています。

 この他、考慮すべき事項として、授業時間だけでなく、事前準備、事後の片づけ、報告に必要な時間も含めて謝礼を支給することも大切だと考えます。

 

受講者の先生方、そして準備段階から2日間の事務対応を担当いただいた佐賀県教委の方に感謝いたします。明日からの学校での教育実践が充実したものになりますように!

 

【関連情報】
〇免許法認定講習・公開講座・通信教育について
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/010602.htm
〇令和元年度佐賀県教育委員会免許法認定講習について
 http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00348868/3_48868_140761_up_78w7cj4v.pdf

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【参考資料】熊本の自閉症児療育学生ボランティア活動の歩み(障害者教育総論Ⅰの関連情報)

障害者教育総論Ⅰに関連したweb資料に関するメモです。

篠崎久五・一門惠子・服部陵子・島岡信孝・河田将一・天津透彦(2000)
  熊本の自閉症児療育学生ボランティア活動の歩み
  誌名  別府大学紀要 42号
  掲載頁 pp.171-182 

・小西信八存稿刊行会編(1935)
  『小西信八先生存稿集』
  典拠: 国立国会図書館デジタルコレクション
  内容:「聾唖教育は慈善にあらず」(pp.69-75)他

・山尾庸三
  「盲唖学校ヲ設立セラレンコトヲ乞フノ書」
  『維新奏議集 下』 (1877)
  典拠: 国立国会図書館デジタルコレクション
  内容: 当該の書は、デジタルデータの30~34コマに掲載

・宇山勝儀(1997)
  「律令における障害者福祉法制と現代法と比較して」
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/rehab/r093/r0930008.html
  掲載雑誌名 『リハビリテーション研究』第93号 32~38頁
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【参考資料】人間と障害(優生保護法等。19/06/03更新)

【デザイナー・ベビーについて】
Asahi Shinbun Globe+
兄を助けるために生まれた「救世主ベビー」
記事の書かれた日:2014.6.1
閲覧日:2019.6.3

【国民優生法、優生保護法、母体保護法】
国民優生法(1940年4月)
https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/Detail_F0000000000000037670

優生保護法 (1948年7月)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/00219480713156.htm

母体保護法への改組 (1996年)
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC1000000156

【「障害」の表記をめぐって】
内閣府・障がい者制度改革推進会議・「障害」の表記に関する作業チーム
「「障害」の表記に関する検討結果について」 (2010年11月) 

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000123_20180401_428AC0000000065&openerCode=1
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講演会:障がい学生支援が創出する「価値」(12/9土 13:00~16:15 九州ルーテル学院大学にて)ご案内

九州ルーテル学院大学が主催する講演会のご案内です。

大学、短期大学、高等専門学校等が、障がいの有無にかかわらず、多様な学生が学べる環境を整備することは、新しい「価値」の創出につながるのではないか。このような障がい学生支援のもつ積極的意義を、地域の方々とともに考えようというイベントです。

 チラシ&申込用紙 サポート講演会チラシ.pdf

 申込はメール supportアットklc.ac.jp でも受け付けます。
        (アットには半角@を入れてください)

【講演会概要】

1 日 時 2017(平成29)年12月9日(土曜日)13時から16時15分(予定)

2 場 所 九州ルーテル学院大学 チャペル
            (熊本市中央区黒髪3-12-16)

3 内 容 第一部 講演

      第二部 学生企画シンポジウム

4 主 催 九州ルーテル学院大学

5 後 援 熊本県教育委員会、熊本市教育委員会

6 対象者 どなたでもご参加いただけます

7 参加費 一般500円(資料代)、学生無料

8 情報保障 手話通訳と要約筆記を用意します。



【第一部 講演】 13:00~14:30

・演題 障がい学生支援が高める大学の「価値」

    ―文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する
    検討会報告書(第二次まとめ)」を基に―

・講演者 筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター
     准教授 白澤 麻弓 氏

<学 歴>
筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了。博士(心身障害学)

<著書・学術論文>
『海の向こうに行ったら日本が見えた:米国先進大学に学ぶ聴覚障害学生支援』(2015年)他多数。

<社会貢献活動>
日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)事務局長

厚生労働大臣公認手話通訳士

文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会」委員

日本手話通訳士協会「手話通訳士国家資格化検討委員会」委員

<受賞歴>
「内閣府バリアフリー・ユニバーサルデザイン功労者表彰内閣総理大臣賞(日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)として受賞)」(2014年12月)等


【  休 憩  】 14:30~14:45


【第二部 学生企画シンポジウム】 14:45~16:15

■テーマ 私たちが生み出す「価値」―自立の姿と共生社会―

■司会/シンポジスト 九州ルーテル学院大学在学生

■ファシリテーター  九州ルーテル学院大学教員

■内容

 ・大学での体験、学び、成長

 ・どのように学んでいるか(自分なりの工夫、支援の利用、支援について考えること) 

 ・これからの展望 (卒業後に目指す姿、送りたい人生、社会への貢献) 

 ・学生が生み出す「価値」は何か


【問い合わせ】

九州ルーテル学院大学 障がい学生サポートルーム(担当:坂口 )

〒860-8520 熊本市中央区黒髪3-12-16

電話 096(341)1168  FAX 096(343)0354
Email supportアットklc.ac.jp


【申込方法】

以下の情報をFAX: 096(343)0354またはメール: supportアットklc.ac.jpでお知らせください。電話でも構いません。

・氏名

・住所

・電話番号もしくはFAX番号

・現況 ①教育・保育関係者 ②福祉関係者 ③学生 ④一般 

・所属

・必要な情報保障 ①手話通訳 ②要約筆記 ③その他

※申込時にお知らせいただいた個人情報は、本講演会の運営管理および次回開催案内の為のみ利用いたします。


【申込締切】

12月1日(金)
※資料準備のためです。締切後でも参加希望の方はご相談ください。


【アクセス、その他】

九州ルーテル学院大学 http://www.klc.ac.jp/ 近日中に大学HPでもご案内予定

アクセス http://www.klc.ac.jp/profile/access.html

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出張・旅行 ろう教育科学会第59回大会での口頭発表

 2017(平成29)年7月29日・30日、ろう教育科学会(注)第59回大会(東北宮城大会)で研究発表をしました。会場は、東北福祉大学ステーションキャンパス(仙台市)でした。


1 研究発表のタイトル:

義務就学制実施後の聾教育の目的論と言語指導の整備―昭和30年代までの公立校と私立校の比較―


2 研究発表の概要

 聴覚障害者を教育する特別支援学校(以下、聾学校)が、どのような教育目的を掲げ、その実現のためにどのような取り組みをしてきたのかを、文献研究によって調べています。

 戦後のわが国の聾学校は、聴者とのコミュニケーション能力、読み書きの力、そして働く力などを育成しようとしてきました。一方、そのための方策では、多くの公立聾学校が採ったものと、私立聾学校とでは違いが生まれました。公立校は、通常の学校から相対的に独立した、幼稚部から高等部・専攻科までの一貫教育の完成に向かうのに対して、私立校は、高等部段階からは通常の学校へ進学することをめざして、中学部までの教育をおこなう学校となっていきます。

 このテーマは、障がいのある者とない者が可能なかぎり共に学ぶ機会を増やしていこうという、今日の特別支援教育に対して、歴史的な視点から示唆を与えてくれるものと考えています。また、公立私立を問わず、聾学校が生み出してきた教育の考え方や方法の中で、継承すべきものが何かを教えてくれると考えています。

 なお、本研究は、「2017年度九州ルーテル学院大学教育改革・研究奨励制度」の助成金を受けて進めさせていただいております。


(注)ろう教育科学会は、聴覚障害教育の分野では国内で最も古い学会です(昭和34[1959]年3月設立)。


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