太田心平

J-GLOBALへ         更新日: 15/06/17 03:14
 
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研究者氏名
太田心平
 
オオタシンペイ
URL
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/organization/staff/ota/index
所属
国立民族学博物館
部署
民族社会研究部
職名
准教授
学位
博士(人間科学)(大阪大学)
その他の所属
American Museum of Natural History総合研究大学院大学

プロフィール

人間にとって「変わる」とは何か。「あの頃と比べて社会はずいぶん変わった」、「私、変わってしまった」。物質の化学変化などとは違い、こう認識することは人間の文化的な営みです。社会や個人の変化というものは、時に言説であったり、錯覚に過ぎませんし、せいぜい相対的差異を表現するレトリックです。しかし、時に我われの行為を掻き立てたり、世界観を形成したりします。人間にとって「変わる」とは何か。

この問題を、北東アジア社会(特に韓国・朝鮮)の事例を用いて、社会文化人類学の分野から研究しています。具体的には、社会や個人の認識が固定される様相と背景、変化の言説や流布のメカニズムなどについて、「伝統の創造」「auditting culture」「再帰的知識」「社会的世代」「ユートピア(可能な現実)と希望(現実的可能性)」などのキーワードを用いて研究しています。

研究分野

 
 

経歴

 
2014年4月
 - 
現在
総合研究大学院大学 文化科学研究科 准教授
 
2014年4月
 - 
現在
大阪大学 大学院人間科学研究科 非常勤講師
 
2013年10月
 - 
現在
国立民族学博物館 准教授
 
2011年7月
 - 
現在
アメリカ自然史博物館 人類学部門 上級研究員
 
2010年10月
 - 
現在
宮崎公立大学 人文学部 非常勤講師
 

論文

 
Collection or Plunder: The Vanishing Sweet Memories of South Korea’s Democracy Movement
Shimpei Cole Ota
Senri Ethnological Studies   91 179-193   2015年   [査読有り][招待有り]
「民博の舞台裏で――展示にまつわる人びととその業務上の裁量」
太田心平
『民博通信』   (144) 2-7   2014年   [査読有り]
「写真のマテリアリティ――現代韓国に残る植民地遺産を再考するための一試論」
太田心平
『国際常民文化研究叢書』   3 85-97   2013年   [招待有り]
「血と職と――韓国・朝鮮の士族アイデンティティとその近代的変容について」
太田心平
『国立民族学博物館研究報告』   34(2) 229-270   2009年   [査読有り]
「在京と在地の士族層における文化的優劣の逆転について――「両班研究」とある旧士族層宗家との間で」
太田心平
『朝鮮史研究会会誌』   (166) 6-8   2007年   [査読有り][招待有り]

Misc

 
「日帝の植民地/戦争人類学はいま――台北帝大と京城帝大の人脈と活動を中心に」
全京秀(著) 太田心平(訳)
『思想』(岩波書店)   (957) 73-91   2004年   [依頼有り]
「植民地の帝国大学における人類学的研究――京城帝国大学と台北帝国大学の比較」
全京秀(著) 太田心平(訳)
岸本美緒編『東洋学の磁場』(岩波講座「帝国」日本の学知3)(岩波書店)   99-134   2006年   [依頼有り]

書籍等出版物

 
『한민족 해외동포의 현주소: 당사자와 일본 연구자의 목소리』
太田心平 (担当:共編者, 範囲:"나가며")
학연문화사   2012年   ISBN:9788955082814
『한민족 해외동포의 현주소: 당사자와 일본 연구자의 목소리』
오타 심페이 (担当:共編者, 範囲:"조사자가 찾아왔다:)
학연문화사   2012年   ISBN:9788955082814
『政治的アイデンティティの人類学――21世紀の権力変容と民主化にむけて』
太田心平 (担当:共著, 範囲:「国家と民族に背いて――アイデンティティの生き苦しさ、韓国を去りゆく人びと」)
昭和堂   2012年   ISBN:978-4812211663
『人類学で世界をみる』
太田心平 (担当:共著, 範囲:「反日感情――国史認識とその相互作用」)
ミネルヴァ書房   2008年   ISBN:978-4623051137
『ポスト・ユートピアの人類学』
太田心平 (担当:共著, 範囲:「センセーショナリズムへの冷笑――移行の言説としての韓国「民主化」と元労働運動家たちの懐古」)
人文書院   2008年   ISBN:9784409530351

講演・口頭発表等

 
최근 일본에서 한국을 '인류학하기'란
오타 심페이
초경쟁시대의 문화와 인류학   2008年   

競争的資金等の研究課題

 
韓国人「絶望移民」に関する研究
総合研究大学院大学: 若手教員派遣事業
研究期間: 2012年4月 - 2013年2月    代表者: 太田心平
海外における人類学的日本研究の総合的分析
国立民族学博物館: 共同研究
研究期間: 2010年10月 - 2010年3月    代表者: 桑山敬己
文化遺産の人類学――グローバル・システムにおけるコミュニティとマテリアリティ
国立民族学博物館: 機関研究
研究期間: 2013年4月 - 2016年3月    代表者: 飯田卓
民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究――ロシア民族学博物館との国際共同研究
国立民族学博物館: 機関研究
研究期間: 2012年4月 - 2015年3月    代表者: 佐々木史郎
中国における家族・民族・国家のディスコース
国立民族学博物館: 機関研究
研究期間: 2012年4月 - 2015年3月    代表者: 韓敏

学歴

 
2000年4月
 - 
2004年3月
大阪大学 人間科学研究科 人間科学専攻 博士後期課程
 
2000年9月
 - 
2003年2月
ソウル大学 人類学科 社会文化人類学専攻 博士課程
 
1998年4月
 - 
2000年3月
大阪大学 人間科学研究科 人間学専攻 博士前期課程
 
1994年4月
 - 
1998年3月
大阪大学 人間科学部 社会学専修