森本高子

J-GLOBALへ         更新日: 12/08/10 10:14
 
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研究者氏名
森本高子
URL
http://kaken.nii.ac.jp/ja/r/10311648
所属
東京薬科大学
部署
生命科学部
職名
准教授

プロフィール

動物の行動を制御する脳の働きを明らかにしたい!特に、行動決定機構や脳の個性、見えるものを意識する機構などに注目して、ショウジョウバエを研究材料として研究しています。すべての生物の共通言語として、以前は分子で表せばよいと考えていましたが、最近は、理論的解析(数式)かな、と思ったりもしています。いくつになっても、大学院生当時の気分のまま、学ぶことが多い日々を送っています。いいのかな?

研究分野

 
 

経歴

 
2007年
   
 
東京薬科大学 生命科学部 准教授
 
2006年
 - 
2007年
東京薬科大学 生命科学部 助教授
 
1998年
 - 
2005年
東京大学 大学院・理学系研究科 助手
 

論文

 
Miyashita T, Oda Y, Horiuchi J, Yin JC, Morimoto T, Saitoe M
Neuron   74(5) 887-898   2012年6月   [査読有り]
Shakiryanova D, Morimoto T, Zhou C, Chouhan AK, Sigrist SJ, Nose A, Macleod GT, Deitcher DL, Levitan ES
The Journal of neuroscience : the official journal of the Society for Neuroscience   31(25) 9093-9100   2011年6月   [査読有り]
Nishimura Y, Yalgin C, Akimoto S, Doumanis J, Sasajima R, Nukina N, Miyakawa H, Moore AW, Morimoto T
Journal of neurogenetics   24 194-206   2010年12月   [査読有り]
Morimoto T, Nobechi M, Komatsu A, Miyakawa H, Nose A
Neuroscience   165(4) 1284-1292   2010年2月   [査読有り]
Kazama H, Ichikawa A, Kohsaka H, Morimoto-Tanifuji T, Nose A
Neuroscience   152 40-49   2008年3月   [査読有り]
Kazama H, Nose A, Morimoto-Tanifuji T
Neuroscience   145 1007-1015   2007年3月   [査読有り]
Nakayama H, Kazama H, Nose A, Morimoto-Tanifuji T
Journal of neurobiology   66 929-939   2006年8月   [査読有り]
Morimoto-Tanifuji T, Kazama H, Nose A
Neuroscience   128 797-806   2004年   [査読有り]
Postsynaptic activation of calcium/calmodulin-dependent protein kinase II promotes coordinated pre- and postsynaptic maturation of Drosophila neuromuscular junctions.
Kazama H, Morimoto-Tanifuji T, Nose A
Neuroscience   117 615-625   2003年   [査読有り]
Amino-terminal region of secreted form of amyloid precursor protein stimulates proliferation of neural stem cells.
Ohsawa I, Takamura C, Morimoto T, Ishiguro M, Kohsaka S
The European journal of neuroscience   11 1907-1913   1999年6月   [査読有り]
Novel domain-specific actions of amyloid precursor protein on developing synapses.
Morimoto T, Ohsawa I, Takamura C, Ishiguro M, Nakamura Y, Kohsaka S
The Journal of neuroscience : the official journal of the Society for Neuroscience   18 9386-9393   1998年11月   [査読有り]
Sekiguchi M, Takeo J, Harada T, Morimoto T, Kudo Y, Yamashita S, Kohsaka S, Wada K
British journal of pharmacology   123(7) 1294-1303   1998年4月   [査読有り]
Inoue K, Nakajima K, Morimoto T, Kikuchi Y, Koizumi S, Illes P, Kohsaka S
British journal of pharmacology   123(7) 1304-1310   1998年4月   [査読有り]
Koizumi S, Ishiguro M, Ohsawa I, Morimoto T, Takamura C, Inoue K, Kohsaka S
British journal of pharmacology   123(8) 1483-1489   1998年4月   [査読有り]
Morimoto T, Wang XH, Poo MM
Neuroscience   82(4) 969-978   1998年2月   [査読有り]
Ishiguro M, Ohsawa I, Takamura C, Morimoto T, Kohsaka S
Brain research. Molecular brain research   53(1/2) 24-32   1998年1月   [査読有り]
Involvement of amyloid precursor protein in functional synapse formation in cultured hippocampal neurons.
Morimoto T, Ohsawa I, Takamura C, Ishiguro M, Kohsaka S
Journal of neuroscience research   51 185-195   1998年1月   [査読有り]
ATP is required in platelet serotonin exocytosis for protein phosphorylation and priming of secretory vesicles docked on the plasma membrane.
Morimoto T, Ogihara S
Journal of cell science   109 ( Pt 1) 113-118   1996年1月   [査読有り]
Morimoto T, Popov S, Buckley KM, Poo MM
Neuron   15(3) 689-696   1995年9月   [査読有り]
Kushima Y, Fujiwara T, Morimoto T, Akagawa K
Biochemical and biophysical research communications   212(1) 97-103   1995年7月   [査読有り]

Misc

 
鈴木 力憲, 森本 高子, 宮川 博義, 青西 亨
情報処理学会研究報告. BIO, バイオ情報学   2012(6) 1-6   2012年6月
ハエ視覚系の両側にはそれぞれ動き検知細胞があり,これらは両側の視野を繋ぐよう相互結合しており特徴的な神経回路を形成しているが報告されている.この神経回路は比較的少数の神経細胞で構成されているため,両眼視野統合のモデルとして有用であると考えられている.本研究では,動き検知細胞を形式ニューロンを用いてモデル化し数値的に解析することで,両眼視野統合とこの神経回路構造との関係を明らかにする.そのために,回転刺激と並進刺激にノイズを付加し,それぞれの刺激に対する LPTCs の応答性を相互情報量を用...
鈴木 力憲, 森本 高子, 宮川 博義
電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報   111(483) 11-16   2012年3月
鈴木 力憲, 青西 亨, 宮川 博義, 森本 高子
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   110(461) 331-336   2011年2月
生物は外界の情報を基に様々な行動を行っている.しかし外界の情報にはノイズが含まれている場合が多く,脳はそのような不完全な情報を適切に処理しなくてはならない.ノイズロバストな情報処理がどのようにして行われているのかという問題は神経科学の重要なテーマの1つである.我々はノイズロバストな情報処理原理を解明するために,ショウジョウバエの視覚系を用いて研究を行っている.我々はこれまでの研究で,脳の高次領野からのフィードバックによって初期視覚系の応答が調節されている可能性を示した.本報では,短期記憶ミ...
鈴木 力憲, 青西 亨, 宮川 博義, 森本 高子
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   110(355) 121-126   2010年12月
生物は外界の情報を基に様々な行動を行っている.しかし外界の情報にはノイズが含まれている場合が多く,脳はそのような不完全な情報を適切に処理しなくてはならない.ノイズロバストな情報処理がどのようにして行われているのかという問題は神経科学の重要なテーマの1つである.我々はノイズロバストな情報処理原理を解明するために,ショウジョウバエの視覚系を用いて研究を行っている.本研究ではまず,ハエの動き検知能に対するノイズの影響を調べた.次に,ハエ視覚系研究でよく用いられる動き検知のモデル(EMDモデル)の...
高品 栄光, 森本 高子, 宮川 博義, 青西 亨
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   110(355) 127-132   2010年12月
生物は光,熱や化学物質濃度などの環境から得られる情報を処理し,自らの生存にとって最も適切な行動をとる.特に,化学物質の濃度勾配を検知して進行方向を変化させる行動は走化性行動と呼ばれている.本研究では,モデル動物ショウジョウバエ幼虫を用いて,走化性行動機構の数理的解析を行った.走化性運動における前進と回転の2状態の離散的な遷移に着目し,この状態遷移を隠れマルコフモデルで記述した.提案モデルでは,前進から回転への状態遷移確率を,匂い物質濃度を入力とする移動平均フィルタをもつ形式神経細胞モデルで...

講演・口頭発表等

 
シナプス機能から行動のゆらぎの神経基盤へ
森本高子
京都大学グローバルCOEセミナー   2009年11月   
ショウジョウバエ神経筋接合部を用いたシナプスの電気生理学的解析:適切な大きさのシナプスを形成する仕組み
森本高子
JST異分野研究者交流フォーラム ”昆虫科学-小さな生物の持つ大きな可能性-”   2003年1月   
ショウジョウバエ神経・筋接合部におけるシナプス後細胞内CaMKII活性化による協調的シナプス成熟機構
森本高子
第2回WPJ(日本生理学女性研究者の会)ワークショップ    2002年7月   
アミロイド前駆体蛋白質によるシナプス伝達の修飾
森本高子、大澤郁朗、高村千鶴子、高坂新一
第21回日本神経科学大会、第41回日本神経化学大会合同年会シンポジウム   1998年   
非神経細胞における神経伝達物質放出の再構成 [招待有り]
森本高子
第2回シナプスの形成、維持、可塑性研究会   1995年12月   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2009年 - 2011年    代表者: 森本高子
生物は様々な環境からの刺激を受け、最適な行動を決定する。その神経機構を明らかにするため、今年度は以下のような結果を得た。1、ショウジョウバエ成虫視覚系ノイズを含んだ刺激を作成し、視運動反応を測定した。その結果、ショウジョウバエは高いノイズ耐性を示す一方、ノイズが少量加わった方が、ノイズが全くない場合に比べて、視運動反応がよくなることが見出された。中枢神経系の異常で、記憶障害が見られる変異体では、このような視運動反応応答性の上昇が観察されないため、野生型では、視運動反応神経機構が何らかの中枢...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2005年 - 2009年    代表者: 能瀬聡直
神経回路は神経細胞が標的の神経細胞や筋肉細胞とシナプスと呼ばれる接着構造を介してつながることで構築されている。神経細胞は特定の標的細胞を認識し、それとのみシナプス結合を形成することにより、特定の機能を生み出す回路を形成する。本研究においては、高度な遺伝子操作が可能なショウジョウバエの神経系をモデルとし、シナプス結合の特異性の決定に関わる新たな機構を解明するとともに、動物個体内で進行するシナプス形成過程の可視化に成功した。
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2004年 - 2004年
シナプス形成過程には、遺伝情報に従って大まかにシナプスが形成される初期過程と、活動に応じ標的細胞に合わせた伝達を可能にする適切な大きさのシナプスを形成する後期のシナプス成熟過程が含まれる。ショウジョウバエ幼虫の神経一筋シナプスにおいては、筋肉細胞の脱分極が確実に行われるために、成長に伴って筋肉細胞が大きくなるにつれ、それを支配するシナプスも成熟する。このような、標的細胞に応じたシナプス成熟過程の分子メカニズムを明らかにすることを目的として以下の実験を行った。特に、6番、7番筋肉(M6,M7...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2003年 - 2003年
本研究ではショウジョウバエ幼虫の神経筋接合系を用い、遺伝情報に従って大まかなシナプス形成が行われた後、どのようにして標的細胞に合わせて適切な大きさのシナプスが形成されていくのか、その分子機構を解明することを目的として研究を進めている。そのために、一つの神経細胞が2つの大きさの異なる筋肉細胞にシナプスを形成している系に着目し標的細胞の大きさに合わせてシナプスを形成するメカニズムの解明を目指している。これまでの研究から、このメカニズムは外界にさらされていない胚の時期には存在せず、孵化後の活発な...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究)
研究期間: 2003年 - 2007年    代表者: 宮川博義
1)高頻度反復シナプス入力によって海馬アストロサイトに誘起されるコンダクタンス上昇の原因を検討した結果、錐体細胞に誘起される新規なプラトー状電位の存在を見出した。この電位はシナプス外NMDA受容体の活性化に起因しており、アストロサイトーニューロン間の相互作用を担うものであることが期待される(論文投稿中)。さらに、この電位の発生に伴い、錐体細胞にNMDA受容体チャネルからの流入に起因するCa上昇が誘起されることを見出した。多くの神経疾患の最終過程としてNMDA受容体の過活性化による細胞障害が...

その他

 
日本科学未来館ボランティア
 サイエンスカフェ実施(チョコッとサイエンス)