田宗秀隆

J-GLOBALへ         更新日: 17/05/21 18:45
 
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研究者氏名
田宗秀隆
eメール
tamune-tkyumin.ac.jp
所属
東京大学大学院 医学系研究科
部署
神経細胞生物学分野
職名
大学院生
学位
学士(東京大学)

プロフィール

●略歴
2006年3月:開成高校 卒業
2012年3月:東京大学医学部 卒業
2012年4月~2014年3月:都立多摩総合医療センター 初期研修医
2014年4月~2015年3月:東京大学医学部附属病院 精神神経科 専門研修医
2015年4月~2017年3月:都立多摩総合医療センター 精神神経科 医師
2017年4月~:東京大学大学院 医学系研究科 神経細胞生物学分野

ほか、埼玉江南病院・神経科 土田病院などで非常勤医師として勤務
府中看護専門学校講師・八王子特別支援学校精神科校医 など歴任

●自己紹介
医学部時代は通常カリキュラムをこなしながら、神経細胞生物学教室に所属し、アストロサイトの極性について研究していました。
神経科学のうち、最もわかっていない精神科領域に興味を抱き、また人とお話しするのが好きだったことなどもあり、精神科医を志しました。

大学時代に考えた様々なことは一度胸に秘め、初期研修を行いました。
臨床研究にも興味を持っており、運にも恵まれ、初期研修中に髄膜炎についての論文を書きました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=TAMUNE%5Bau%5D
救急・麻酔・集中治療領域にも心惹かれましたが、初志貫徹し精神科医になって東大に戻りました。

大学病院では、Bioのみならず、人が生きる上でPsycho-Socialなかかわりがいかに重要かについて学びました。
ジュニアレジデント時代を過ごした都立病院に精神神経科医として戻り、より自らの臨床力を高めるべく研鑽を積ませていただきました。
臨床で経験したことを活かしながら研究ができればと考え、2017年4月から、学生時代に居候していた神経細胞生物学教室(岡部繁男教授)に戻り、大学院生としての日々を過ごしています。

趣味:フットサル・写真

●臨床面でのmotto:「全ての人に標準的こころのケアを。全ての精神疾患当事者に標準的内科診療を」。
医学書院に寄稿した文章より http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03083_01

若い研究者によるリレーエッセイへの寄稿
『医師として、研究者として、人生航路に迷う当事者として、生きる』
http://relayessay.seesaa.net/article/439079943.html

●今後:
臨床では、いわゆる精神疾患に加え、22q11.2欠失症候群やてんかんを持つ人々を数多く拝見しています。
トランジション(従来で言うキャリーオーバー)や、社会資源についても可能な範囲で相談に乗りたいと考えており、起立性調節障害などにより、身体と精神の両面で困難を感じている方もご紹介ください。

研究面では、顕微鏡などのImagingで形態と機能のつながりを考えるのが好きで、グリアに大きな可能性を見出しています。将来的に、意識―無意識、睡眠、リズム などを考えていきたいと夢想しています。
Translational Researchにも非常に興味がありますが、発散しがちな興味をいかに収束させ、研究課題に落とし込むかが課題です。

研究分野

 
 

経歴

 
2017年4月
 - 
現在
東京大学大学院 医学系研究科 神経細胞生物学分野 大学院生
 
2015年2月
 - 
現在
東京都立多摩総合医療センター 精神神経科 医師
 
2015年4月
 - 
2017年3月
東京都立府中看護専門学校講師
 
2014年4月
 - 
2015年3月
東京大学医学部附属病院 精神神経科 後期研修医
 
2012年4月
 - 
2014年3月
東京都立多摩総合医療センター 初期研修医
 
2008年7月
 - 
2012年3月
東京大学大学院医学系研究科神経細胞生物学教室(岡部繁男教授)
 
2006年4月
 - 
2012年3月
東京大学医学部医学科
 

受賞

 
2017年3月
東京都病院経営本部 平成28年度ジュニアレジデント合同発表会敢闘賞(指導医) Coming Soon
受賞者: 加藤浩介、鷺坂彰吾、田宗秀隆
 
2017年1月
精神科治療学 2016年 優秀論文賞 軽い意識混濁を診分ける─100 countdown と注意力障害
受賞者: 田宗秀隆、安来大輔、成島健二
 
2014年3月
東京都病院経営本部 平成25年度ジュニアレジデント合同発表会優秀賞 入院時 D-dimer が急性大動脈解離の長期予後を予測する
受賞者: 森健太郎、田宗秀隆、大城早紀子、斉藤彩、河原真木子、田村友美
 
2013年3月
東京都病院経営本部 平成24年度ジュニアレジデント合同発表会最優秀賞 髄膜炎早期診断に有用な臨床所見・髄液迅速検査について
受賞者: 田宗秀隆、鈴木和香子、武谷博明、田頭保彰、九鬼隆家
 

論文

 
Identifying patients with delirium in the emergency department
田宗秀隆、安来大輔
American Journal of Emergency Medicine   in press    [査読有り]
起立性調節障害と片頭痛が併存し慢性連日性頭痛で不登校になった女子高校生の1例
田宗秀隆、濱本優、田中弘子、福島康浩、日野慶子、玉井眞一郎、山本直樹
精神科治療学   in press    [査読有り]
抗精神病薬と血糖降下薬の持効性製剤2剤の併用で安定した統合失調症の1例
田宗秀隆、百瀬崇、玉井眞一郎、辻野元祥、成島健二、山本直樹
総合病院精神医学   in press    [査読有り]
22q11.2欠失症候群―精神・身体・知的の3障害の統合的支援
田宗秀隆、越膳航平、熊倉陽介
医学のあゆみ   in press    2017年   [招待有り]
Emotional stimuli-provoked seizures potentially misdiagnosed as psychogenic non-epileptic attacks: A case of temporal lobe epilepsy with amygdala enlargement
田宗秀隆、谷口豪、森田進、熊倉陽介、近藤伸介、笠井清登
Epilepsy & Behavior Case Reports   in press    2017年   [査読有り]
Accuracy of oncologist assessments of psychiatric problems in cancer inpatients
安来大輔、田宗秀隆、澤村実紀、西村勝治
Palliative & Supportive Care   1-9   2017年5月   [査読有り]
先天奇形および神経発達障害を有しつつも、成人後に幻聴が出現するまで未診断で経過した22q11.2 欠失症候群の1例
田宗秀隆、西村文親、越山太輔、山田勝久、近藤伸介、金生由紀子、笠井清登
精神神経学雑誌   119(1) 9-16   2017年1月   [査読有り]
地域で対応困難であったPTSDの若年女性に対する総合病院精神医学的アプローチ:脳波による意識障害の鑑別と精緻な身体医学診断が奏功した1例
田宗秀隆、熊倉陽介、菊地良直、森田進、谷口豪、近藤伸介、笠井清登
総合病院精神医学   28(4) 353-360   2016年11月   [査読有り]
Dimension reduction: perihematomal edema diameter as a predictive indicator of 30-day mortality of intracranial hematoma
田宗秀隆
American Journal of Emergency Medicine   34(8) 1701   2016年8月   [査読有り]
Admission value of D-dimer and CRP predicts long-term outcomes in acute aortic dissection
森健太郎、田宗秀隆、田中博之、中村充宏
Internal Medicine   55(14) 1837-1843   2016年7月   [査読有り]
CSF/blood glucose ratio and bacterial meningitis without pleocytosis in a potentially immunocompromised host
田宗秀隆、九鬼隆家
American Journal of Emergency Medicine   34(5) 922   2016年5月   [査読有り]
軽い意識混濁を診分ける―100 countdownと注意力障害―
田宗秀隆、安来大輔、成島健二
精神科治療学   31(3) 381-386   2016年3月   [査読有り]
オランザピン投与下,生活環境変化とステロイド治療により糖尿病性ケトアシドーシスに至った統合失調症の1症例
田宗秀隆、奥野薫、伊東明子、森健太郎、清水敬樹、黒澤由貴子、辻野元祥、安来大輔、成島健二
臨床精神医学   44(9) 1225-1230   2015年9月   [査読有り]
The Author's Reply
田宗秀隆、九鬼隆家
American Journal of Emergency Medicine   32(5) 471   2014年5月   [査読有り]
High pretest probability of meningitis requires lumbar puncture regardless of the finding of jolt accentuation of headache
田宗秀隆、九鬼隆家
American Journal of Emergency Medicine   32(5) 477-478   2014年5月   [査読有り]
Cerebrospinal fluid/blood glucose ratio as an indicator for bacterial meningitis
田宗秀隆、武谷博明、鈴木和香子、田頭保彰、九鬼隆家、本田仁、中村充宏
American Journal of Emergency Medicine   32(3) 263-266   2014年3月   [査読有り]
Absence of jolt accentuation of headache cannot accurately rule out meningitis in adults
田宗秀隆、武谷博明、鈴木和香子、田頭保彰、九鬼隆家、中村充宏
American Journal of Emergency Medicine   31(11) 1601-1604   2013年11月   [査読有り]
LKB1によるアストロサイトの形態調節
田宗秀隆、丸尾知彦、岡部繁男
Journal of Physiological Sciences   61(S1) S270   2011年
海馬初代神経細胞における-分子蛍光分子イメージング
鈴木知之、小橋一喜、田宗秀隆、岡部繁男
Journal of Physiological Sciences   61(S1) S101   2011年
LKB1によるアストロサイトの極性制御の解明に向けて
田宗秀隆
MD研究者育成プログラム修了論文      2011年

書籍等出版物

 
精神科研修ノート 第2版
笠井 清登 ら (担当:分担執筆, 範囲:学会での症例報告の準備と発表のしかた)
診断と治療社   2016年4月   
ICU合併症の予防策と発症時の戦い方〜真剣に向き合う! 現場の知恵とエビデンス
萩原祥弘・清水敬樹 編 (担当:分担執筆, 範囲:ICU関連せん妄)
羊土社   2016年2月   
神経精神医学ケースブック 脳とからだの精神科
近藤伸介 (担当:共訳, 範囲:遅発性ジスキネジア、診断がつかない多様な身体症状、ライム病)
メディカル・サイエンス・インターナショナル   2015年6月   
これが私の進む道!! 2014 6人の先輩から後輩へ“贈る言葉”
田宗秀隆 (担当:分担執筆, 範囲:週刊医学界新聞)
医学書院   2014年7月   
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03083_01
東京ER多摩総合マニュアル
樫山鉄矢 (担当:分担執筆)
中外医学社   2014年4月   ISBN:978-4-498-06672-4
http://www.chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=1488

ER型診療の先駆者である「東京ER」.そのレジデントマニュアルが満を持して公開! 救急車台数日本一を記録するなど,東京都西部の救急医療を担う「東京ER多摩」.その前身である「東京ER府中」開設当初から着任し,ER型救急医療のノウハウを築き上げてきた編者がおくるERレジデントマニュアルの決定版.知識を羅列するのではなく,何よりも「手順」を重視した記載をこころがけた.ERマインドを有する,すべ...

講演・口頭発表等

 
iPad による発作時動画供覧と支持的精神療法で 著明に改善した心因性非てんかん性発作(PNES)の1例
田宗秀隆、日野慶子、櫻井薫、寺澤佑哉、玉井眞一郎、谷口豪、成島健二、山本直樹
第50回日本てんかん学会   2016年10月   
軽い意識混濁を診分ける: 100 countdownの有用性とその応用
田宗秀隆、安来大輔、玉井眞一郎、奥野薫、成島健二
第112回 日本精神神経学会 総会   2016年6月   
Emotional stress-induced seizures: A case of temporal lobe epilepsy with amygdala enlargement
田宗秀隆、谷口豪、森田進、熊倉陽介、近藤伸介、笠井清登
第49回日本てんかん学会   2015年10月   
解離性障害に高血糖性の意識障害が重畳し、鑑別に脳波が有用であった1例
田宗秀隆、菊地良直、森田進、熊倉陽介、谷口豪、近藤伸介、笠井清登
第111回 日本精神神経学会 総会   2015年6月   
「発作?非完成な精神科転院!」―抗てんかん薬で完全に抑制されたFLEにPNESが合併した1例
田宗秀隆、熊倉陽介、谷口豪、近藤伸介、笠井清登
第28回大船GIMカンファレンス   2015年2月   
精神科EMUで確定診断に至った情動で誘発される側頭葉てんかんの考察 [招待有り]
田宗秀隆、谷口豪、森田進、熊倉陽介、近藤伸介、笠井清登
本郷てんかん講演会   2014年12月   
知的障害/自閉症スペクトラム障害として20年来経過観察され、幻聴を契機に22q11.2 欠失症候群と診断された1例
田宗秀隆、西村文親、越山太輔、山田勝久、近藤伸介、金生由紀子、笠井清登
第102回東京精神医学会   2014年11月8日   
岩盤浴によるclassical heat strokeをきたしたが神経学的後遺症なく退院した一例 [招待有り]
田宗秀隆、森川健太郎、清水敬樹、樫山鉄矢
第19回多摩キャンパス神経カンファレンス   2014年3月   
岩盤浴中に発症した重症熱中症と多臓器不全の一例
樫山鉄矢、田宗秀隆、森川健太郎、清水敬樹
第41回日本集中治療医学会学術集会   2014年2月   

担当経験のある科目

 
 

学歴

 
2017年4月
 - 
現在
東京大学大学院 医学系研究科 神経細胞生物学分野
 
2006年4月
 - 
2012年3月
東京大学 医学部 医学科
 

委員歴

 
2013年
 - 
2017年
The American Journal of Emergency Medicine  Editorial Consultant 2013,2014,2015,2016,2017
 

その他

 
2013年11月
理化学研究所を中心に編纂された脳科学辞典の中で「シナプス」を執筆。
田宗秀隆、岩崎広英、岡部繁男
http://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%97%E3%82%B9
2012年2月
大学受験塾SEG(Scienrific Education Group)にインタビューされた記事
http://www.seg.co.jp/interview/tamune_1.html
Reviewer
Journal of Neurology, Neurosurgery and Psychiatry 1 article
Clinical Chemistry and Laboratory Medicine 1 article
Headache 1 article
The American Journal of Emergency Medicine 10 articles
Journal of Neurosciences in Rural Practice 1 article
Global Journal of Health Science 1 article
Clinical Medicine Insights: Case Reports 1 article