跡見 順子

J-GLOBALへ         更新日: 13/10/25 01:44
 
アバター
研究者氏名
跡見 順子
 
アトミ ヨリコ
eメール
atomibio.c.u-tokyo.ac.jp
URL
http://www.tuat.ac.jp/~yatomi/
所属
東京農工大学
部署
材料健康科学寄附講座
職名
客員教授
学位
教育学博士(東京大学)
その他の所属
東京大学放送大学
科研費研究者番号
90125972

プロフィール

1944年 茨城県生まれ。1967年3月、お茶の水女子大学文教育学部保健体育学科卒業。1973年3月東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。1979東京大学教育学部助手、1982年教養学部講師、助教授を経て、1994年東京大学大学院総合文化研究科教授。 現在、東京大学名誉教授。2007年定年退職後、活動の場を駒場から本郷に移し、2007-2009年サステイナビリティ学連携研究機構特任研究員、2009-2013年アイソトープ総合センター特任研究員。「セルツーボディダイナミクスラボ代表」として、卵殻膜の細胞健康科学的研究からヒューマンサステナビリティーウェアの開発までつなぎ、病気になる前に「自分のシステムを知ること」から、120歳まで身心一体科学で元気に生き生きと寿命を全うする新領域創成の実現にむけて活動している。2014年4月、東京農工大学に寄附講座ができ、研究室ごと移動。最近の著書「からだを通して「生命」を知り、活かす」,「生命力(いのちりょく)」,SHIPフォーラム,NTT出版, 2008)、ストレス応答タンパク質,「ストレスの科学と健康」,共立出版, 2008;「女性のための生命科学」—細胞が“元気”を応援してくれるー(第1部 艶やかな体になる) 花王・艶BOOK 花王antuプロジェクト編 PHP研究所 2006;「からだは細胞のすみか:そしてあるじは私—自分を知る生命科学—」16歳からの東大冒険講座1 記号と文化/生命 (東京大学教養学部編)培風館 2005;人間が立つこと〜ストレッチと重力〜 学術会議叢書6 なぜなぜ宇宙と生命-宇宙の中の生命と人間-(財)日本学術協力, 2003.;(編著)「身体運動・栄養・健康の生命環境科学 Q&Aシリーズ 骨格筋と運動」, 杏林書院, 2000.など。
研究内容:分子、細胞、組織、個体、ヒト、人間の各階層での要素還元的な研究とそれらをつないで生み出しているトータルとしての生命体の論理の創成を目指している。

研究分野

 
 

経歴

 
2010年
 - 
2011年
東京大学 その他
 

学歴

 
 
 - 
1979年
東京大学 教育学研究科 体育学
 
 
 - 
1967年
お茶の水女子大学 教育学部 
 

委員歴

 
2013年6月
 - 
現在
日本体育学会  監事
 
1998年
   
 
日本運動生理学会  理事
 
1997年
   
 
日本宇宙生物科学会  幹事・評議員
 
 
   
 
日本体育学会  評議員
 
1987年
 - 
1997年
運動生化学研究会  代表
 

論文

 
Ohto-Fujita E, Konno T, Shimizu M, Kazuhiko, Ishihara K, Sugitate T, Miyake J, Yoshimura K, Taniwaki K, Sakurai T, Hasebe Y, Atomi Y.
Cell Tissue Res   345(1) 177-190   2011年7月   [査読有り]
我々は水溶性のアルカリ性加水分解卵殻膜(ASESM)が、ヒト皮膚線維芽細胞培養時の細胞外マトリクス環境を与える材料として利用しうることを発見しました。鶏類の卵殻膜(卵殻膜)は線維構造を有し、中国やアジアでは創傷の治療に古くから使われてきており、それゆえ生物医学的に優れた天然素材です。しかしながらその効果の分子メカニズムについては全く解明されていませんでした。本研究ではin
vitroでの解析系をつくることを目的とし、アルカリ性加水分解卵殻膜(ASESM)を選択的に捕捉するため、金野•石原...

Misc

 
身体運動と機械的刺激とシャペロンαβ-クリスタリンー運動生化学の新しい研究方法を探る-
運動生化学   10 28-33   1998年
体力科学研究の新展開〜ヒトから細胞まで〜.何故、細胞か?-「運動するから健康である」機構を探る
体育の科学   47 825-832   1997年
筋細胞におけるストレスタンパク質αβ-クリスタリンの発現と機能
運動生化学   8 10-16   1996年
筋細胞の伸展刺激に対する応答
組織培養   22 15-19   1996年
細胞分子生物学・地球生物学から身体運動科学を再考する-ミクロとマクロをつなげる身体運動科学-
東京大学教養学部体育学紀要   29 1-19   1995年

講演・口頭発表等

 
跡見 順子
第9回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム   2011年10月   男女共同参画学協会連絡会
パネル討論 I テーマ:社会が求める科学と科学者〜女性科学者への期待
科学者は皆、持続性時代にふさわしい科学技術イノベーションをもとめて研究してきた。しかし、3.11東日本大震災及び同時に起こってしまった福島原発事故とその長期化、そしてそれらに対してどうかかわるのか、私たち科学及び科学者が問われている。それぞれの専門の知識や成果が、社会的期待とどうかかわっているのか、また専門家である前にひとりの人間として、女性科学者として何を考えるべきか、初心に戻り考えてみるパネルをくんだ。NPO法人高...
動いて健康美―運動が細胞を元気づける [招待有り]
跡見 順子
連続講演会 暮らしの中のサイエンス―カガクで健康美   2011年10月   川口 春馬(神奈川大学工学部教授)
「自分を知り、生かす」ことができるのは唯一人間だけです。生命(いのち)の単位・細胞から考えると、ストレッチは、遺伝子への働きかけであり、日本人が発明した正座は、身心のバランスの再調整に役立ちます。身体に住む60兆の細胞たちの力を上手に引き出す、日常生活の中での「運動」について、重力健康科学、身心一体科学から、考え方と方法をご紹介します。
『いのち』を知り生かす身心一体科学 [招待有り]
跡見 順子
財団法人学士会午餐会   2011年10月   
跡見 順子
「身心一体科学で120歳まで元気に生き生きと」サイエンスカフェ   2011年8月   日本学術会議、文部科学省
「自分を知る」科学は、“人間を生きる”鍵です:古来「実体としてのからだの多様な感覚系モダリティー」が、自分のいのちを護るために生み出してきた・武術・祈りの作法とその本質を、「ことば(知識/論理)=科学」にする必要があります。「こころ」を、身心の関係性の中に位置づけて、はじめて人間システムのコアとして機能します。実際に「行動」「出力」「行為」することで、「人間の条件・三つの柱:こころ・からだ・ことば」が融合し、人間は納得し、創造するモードに入ることができるように進化してきました。 「一歩、歩...

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2011年 - 2011年    代表者: 跡見順子
文部科学省: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2009年 - 2010年    代表者: 跡見順子
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2005年 - 2007年    代表者: 横澤喜久子
平成19年度は大学体育(講義および実習)では平成18年度は大学体育(講義および実習)の成果・効果調査をもとに学生が大学体育で何を学びたいのか、教員は学生らに何を教えたいのかについてアンケート調査し、データ整理し、分析した。さらに、これまでの研究結果をもとに検討し、研究分担者、研究協力者によって大学体育の基礎教育に最低限導入したい教育内容を検討し、モデル授業内容をまとめた。1.アンケート調査結果:「学生側が学びたく、教員側でも是非教えたい」との内容は「立つ、歩くの基本姿勢(腰痛、膝痛予防)」...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2005年 - 2006年    代表者: 跡見順子
本研究は、運動を生み出すための細胞内外の張力伝達構造である細胞骨格及び細胞外基ECMとその分子シャペロン・ストレスタンパク質を中心に、筋・関節、それらの培養細胞を用いて適切・適度な運動の基盤研究を行い、適切適度な運動の評価軸を明らかにした。1)細胞骨格の分子シャペロンαB-クリスタリン(αB)のC末領域:α-crytallin domainが、細胞骨格・チューブリンの熱変性抑制に働く。2)拍動する心筋細胞でGFP-αBは横紋を示し構造タンパク質の動的なケアをしている。3)αBのN末は、MA...
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2004年 - 2005年    代表者: 跡見順子
東京大学教養学部では新入生を対象に必修科目のスポーツ・身体運動を行っている。その科目の一つとして、自分自身の身体を用いて運動を行いながら、運動時の身体変化を科学的に理解することを目的とした「スポーツサイエンスコース」を開講している。約30人の受講生を対象として、生命科学を基本とし、自分自身のからだを通して、また実際に運動することを通して、生命と脳を理解するための、以下の4つの教育プログラムの開発を行っている。1)フィールドにおける呼吸数による至適運動強度の推定を行い、運動に苦手意識を持つ学...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2003年 - 2004年    代表者: 跡見順子
本研究において,はじめに運動という環境因子の効果を明らかにするために,遺伝的側面を考慮して,遺伝子プールの均一なインブレッドマウス及び遺伝子プールの増大のために野生マウスを利用して,マウスを対象とした運動実験モデルの考案を行った.LT(Lactate Threshold乳酸性閾値)強度から全身の代謝を制御するストレスホルモンであるグルココルチコイド及びカテコールアミンのアドレナリンやノルアドレナリンも急上昇しはじめるので,LTは全身性のストレス応答が促進する閾値であるともいえる.脳内におい...
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2002年 - 2002年    代表者: 跡見順子
身体活動を含めた生活習慣・生活環境は脳機能に大きく影響することが近年実験的に証明されるようになってきた。脳機能・脳形成に大きな影響を与える神経伝達物質として脳内アミンが知られている。脳内アミンは、チロシンから合成されるドパミン・ノルアドレナリンやトリプトファンから合成されるセロトニンなどが知られている。これらのモノアミンは情動・運動機能・性衝動などを調節するほかシナプス形成を制御することが知られており、分解に関係する酵素・受容体・トランスポータにはヒトにおいて遺伝子多型が存在しており性格の...
文部科学省: 科学研究費補助金(特定領域研究(A), 特定領域研究)
研究期間: 2001年 - 2002年    代表者: 跡見順子
細胞内機能発現はタンパク質複合体相互作用による。この機能発現には異なる複合体の時間的シンクロナイゼーションが必須である。外部からの刺激に応答した分子シンクロナイゼーションは、細胞内のホメオスタシスを崩す方向に作用する。ホメオスタシス補修システム担当分子がストレスタンパク質・分子シャペロンである。非ストレス下においても構成的に発現しており、タンパク質システムの維持に貢献している。一方細胞骨格システムは細胞に形態や極性を与えるだけでなく、系自体が動的であり、細胞の揺らぎを積極的に作り出して細胞...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2001年 - 2001年    代表者: 跡見順子
運動することが人間それ自身の脳及び身体の形成に必須な要因であり、本質的な課題であることを示し、その科学的背景を明らかにし、現時点で考え得る研究モデルを検討した。シンポジウムを2日間にわたり2部構成(第1部:総括的理解:個体の運動から運動の生命科学的基盤まで、I.運動は脳によって制御され、脳は運動により育てられる、II.運動を生命適応により理解する、第2部:運動の個体・細胞・分子の研究モデル、I.'動的な生命'を細胞から解析するモデル、II.動物の運動を解析するモデル、III.ヒトの運動を解...
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2000年 - 2001年    代表者: 跡見順子
本研究においては、ストレスタンパク質を適応のマーカータンパク質として身体運動を評価するモデルを作成し、以下3つの実験結果を得た。1)ストレスタンパク質(αB-クリスタリン)を発見したラット後肢懸垂モデル(重力解除モデル:負荷量としてはきわめて大きい)において、αB-クリスタリンの基質と考えられるtubulinも不随して減少することを示した。筋の短縮はαB-クリスタリンの発現を抑制し、その基質であるtubulinの変性を促進するのかもしれない。2)筋の萎縮で減少するスαB-クリスタリンの発現...