基本情報

所属
京都大学 大学院文学研究科 准教授
立命館大学 衣笠総合研究機構 客員協力研究員
学位
博士(美術)(2015年3月 東京芸術大学)

研究者番号
60778520
J-GLOBAL ID
201301064489737190
researchmap会員ID
B000234213

外部リンク

🐷 🐷 お願い 🐷 🐷

所属機関宛てに郵送物を送らないでください。連絡が必要な場合はメールでお願いします。

 👉 matsunagashinji+rm@gmail.com 

留学(研究生受け入れ等)のご希望については以下のAAO窓口からご申請ください。メールで個別に相談対応することはありません。

 👉 https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/students1/study1/graduate/graduateinfo/ku-aao

ゲーム制作は専門ではありません。ゲーム開発やゲームデザインに関心がある方は別のところにお問い合わせください。


 

🦉 専門

ゲーム研究と美学の2本立てでやっています。

 

🦉 ゲーム研究

現代英語圏の美学・芸術の哲学(分析美学)をベースに、ビデオゲーム(=コンピュータゲーム、デジタルゲーム)を研究しています。とくにビデオゲームならではの表現の理論化と、ビデオゲーム作品に対する批評的実践の分析に関心があります。

一般的な理論は単著『ビデオゲームの美学』(慶應義塾大学出版会、2018年)にまとめました。引き続き、理論を具体的な作品や事象に適用することで、理論の修正・拡張を図っています。

 

 

🦉 その他ゲームに関する関心

  • 遊びの本性
  • ビデオゲームと伝統的ゲーム:ビデオゲームを伝統的なゲームと対比させた場合の特殊性
  • ゲームにおける物語:創発的物語、非直線的な物語、環境ストーリーテリングなどについて
  • ゲームプレイに価値をもたらす性質:「面白さ」や「ゲーム性」と呼ばれるものへの美学的アプローチ
  • インディーゲームの芸術的志向
  • ピクセルアート 

 

🦉 描写の哲学

美学・芸術の哲学の分野では、とくに描写/画像表象(depiction / pictorial representation)の研究に関心があります。描写とは、画像(絵や写真)がそれ特有の仕方で何かを表象することです。

2019年度から「描写の哲学を現代のポピュラー文化における画像使用の実践に接続する」というテーマで科研費を獲得しています。現代文化に見られるさまざまな画像の使われ方を描写の哲学の視点からとらえ、またそれを通して描写の哲学を修正・拡張することを試みています。

 

🦉 その他の美学・芸術哲学的な関心

  • 芸術の定義
  • 美的なものの特徴づけ
  • ポピュラーアート vs ハイアート
  • ファッション
  • デザイン
  • インターネットカルチャーのaesthetics 

 

🦉 翻訳

研究と並行して美学関係とゲーム研究関係の翻訳をいろいろしています。

  • イェスパー・ユール『ハーフリアル』(ニューゲームズオーダー、2016年)
  • ネルソン・グッドマン『芸術の言語』(共訳、慶應義塾大学出版会、2017年)
  • ミゲル・シカール『プレイ・マターズ』(フィルムアート社、2019年)
  • Frank Sibley, Approach to Aesthetics(共訳、進行中)
  • Katherine Isbister, How Games Move Us(進行中) 

 

🦉 メディア芸術研究マッピング

2015年から文化庁メディア芸術連携促進事業内の「研究マッピング」事業で、ゲーム分野のコーディネーター・調査担当を務めていました。国内外のゲーム研究の過去と現状をまとめる作業をしてきました。主な成果物として、『ゲーム研究の手引き』(編著、文化庁、2017年)と『ゲーム研究の手引きⅡ』(編著、文化庁、2020年)があります。

 

🦉 ブログ

研究関係の記事を書くブログをやっています。

 


書籍等出版物

  4

論文

  19

MISC

  47

講演・口頭発表等

  53

受賞

  2

学術貢献活動

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3

所属学協会

  2