2016年4月 - 2019年3月
5歳児における発達障害の診断手法の開発と疫学研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
弘前市5歳児発達健診で蓄積したデータを用いて、新しいスクリーニングツールとリスク児抽出アルゴリズムを開発した。研究期間にスクリーニングツールの検証を行ない、15%程度の割合で発達障害を抽出できることを確認し特許申請を行った。疫学研究では5歳の自閉症スペクトラム障害の有病率は3.22%、発生率は1.3%であり、発生率は微増していることを報告した他、発達性協調運動障害の特徴、血液や注視点のバイオマーカーについて解析し有益な結果を得た。研究成果は国内外の学会発表及び論文掲載されている。
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- 課題番号 : 16K10239
- 体系的課題番号 : JP16K10239