2014年9月
太径ピンの炉外バンドル圧縮試験によるBDI(バンドル-ダクト相互作用)解析コードBAMBOOの検証
Journal of Nuclear Materials
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- 巻
- 452
- 号
- 1-3
- 開始ページ
- 552
- 終了ページ
- 556
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1016/j.jnucmat.2014.06.016
バンドル-ダクト相互作用(BDI)解析コードBAMBOOを、太径ピンの炉外バンドル圧縮試験の結果を用いて検証した。太径ピンの外径は8.5mmと10.4mmであり、原型炉の高度化炉心とFaCTで検討している実証炉や実証炉のピン径に相当する。バンドル圧縮試験では、X線-CT技術により圧縮中のバンドルの横断面CT画像を取得した。このCT画像を解析し、ピン-ダクト間距離やピン-ピン間距離を評価した。検証ではBAMBOOコードの炉外バンドル圧縮試験解析結果とCT画像解析による評価結果とを比較した。比較の結果、BAMBOOコードは、ピン湾曲と被覆管の変形をBDI条件下での主要な変形機構と仮定することにより、太径ピンのBDI挙動を適切に予測できることが分かった。
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- DOI : 10.1016/j.jnucmat.2014.06.016
- ISSN : 0022-3115