土屋和代

J-GLOBALへ         更新日: 19/04/12 16:42
 
アバター
研究者氏名
土屋和代
 
ツチヤ カズヨ
URL
https://kaken.nii.ac.jp/d/r/60555621.ja.html
所属
東京大学
部署
大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻
職名
准教授
学位
Ph.D.(歴史学)(カリフォルニア大学サンディエゴ校)

プロフィール

専門はアメリカ現代史です。人種、階級、ジェンダーを切り口に、第二次大戦後のアメリカ社会について研究しています。連邦・地方政府は貧困層、労働者、少数派の人びと、シングル・マザーとその家族の生にどのように介入し、彼女/彼らを統治の対象としたのか、また、政府が行う「上」からの政策を、社会運動の担い手はどのように受けとめ、再構築してきたのかという点に関心があります。また、国境を越えた市民運動の歴史、特に米国の黒人解放運動/神学と、在日の運動/神学との関係についても考察してきました。

研究分野

 
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
東京大学 大学院総合文化研究科 准教授
 
2013年4月
 - 
2016年3月
神奈川大学 外国語学部 准教授
 
2010年4月
 - 
2013年3月
神奈川大学 外国語学部 助教
 

委員歴

 
2018年6月
 - 
現在
アメリカ学会  理事
 
2018年9月
 - 
2019年9月
日本アメリカ史学会  編集代表
 
2017年9月
 - 
2018年9月
日本アメリカ史学会  編集副代表
 
2016年6月
 - 
2018年6月
アメリカ学会  国際委員
 
2016年6月
 - 
2018年6月
アメリカ学会  評議員
 

受賞

 
2015年6月
日本アメリカ学会 清水博賞
 

論文

 
生存権・保証所得・ブラックフェミニズム―アメリカの福祉権運動と〈一九六八〉
土屋和代
思想   (1129) 105-129   2018年5月
『福祉権の聖歌』―全米福祉権団体の結成と人種、階級、ジェンダー
土屋和代
立教アメリカン・スタディーズ   (38) 81-103   2016年
“Jobs or Income Now!: Work, Welfare, and Citizenship in Johnnie Tillmon’s Struggles for Welfare Rights”
土屋和代
Japanese Journal of American Studies   22 151-170   2011年   [査読有り]
土屋 和代
歴史学研究   (858) 18-32   2009年10月   [査読有り]

Misc

 
剥き出しの人種/性差別主義、対抗のスクリプト、変わりゆく世界のなかのトランピズム―CPASシンポジウム「アメリカは今 歴史から政治へ」コメント
土屋和代
アメリカ太平洋研究   (118) 58-63   2018年
Book Review: From the War on Poverty to the War on Crime: The Making of Mass Incarceration in America. By Elizabeth Hinton
Kazuyo Tsuchiya
Journal of American History   104(2) 569-570   2017年9月
新刊紹介 大森一輝著『アフリカ系アメリカ人という困難―解放奴隷後の黒人知識人と「人種」―』
土屋和代
史學雑誌   125(6) 121-122   2016年

書籍等出版物

 
丸善出版   2018年1月   ISBN:4621302140
熊谷 謙介編 (担当:共著, 範囲:〈廃品〉からの創造―S・ロディアのワッツ・タワーとブラック・ロスアンジェルス)
青弓社   2017年3月   ISBN:4787234129
小松原 由理編 (担当:共著, 範囲:誰の〈身体〉か?―アメリカの福祉権運動と性と生殖をめぐる政治)
青弓社   2016年2月   ISBN:4787233955
Kazuyo Tsuchiya
University of Minnesota Press   2014年4月   ISBN:1452940843
油井大三郎編 (担当:共著, 範囲:アメリカの福祉権運動と人種、階級、ジェンダー―「ワークフェア」との闘い)
彩流社   2012年5月   ISBN:4779117909

競争的資金等の研究課題

 
共鳴かつ葛藤する闘争-公民権運動の相対化による1960年代の社会運動分析
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間: 2017年 - 2020年    代表者: 岩本裕子
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2015年 - 2018年    代表者: 土屋 和代
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A))
研究期間: 2007年 - 2010年    代表者: 油井 大三郎
1)1960年代の米国における社会運動に関する1次史料の系統的な収集がほぼ予定通り実現した。また、収集した史料の解題付き目録を作成し、史料自体も近く公開されるので、日本においても1960年代米国の社会運動に関する実証研究が大いに進展することが期待される。2)米国の社会運動グループ毎の比較を通じて諸グループ間の思想的・組織的連関の解明が進んだ。3)西欧や日本の1960年代社会運動研究と米国のそれとの国際的な比較研究によって、ニューレフトなど重要な概念における相違と相関が明らかになった。
文部科学省: 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)
研究期間: 2006年 - 2009年    代表者: 土屋 和代
本年度は、まず(1)博士論文"Contesting Citizenship:Race,Gender,and the Politics of Participation in the U.S.and Japanese Welfare States,1962-1982"(カリフォルニア大学サンディエゴ校歴史学科提出、全330頁)を完成させた。これは、ロスアンジェルスの黒人と川崎の在日コリアンの活動を第二次大戦後のアメリカ及び日本の福祉国家拡大期(1960-70年代)における市(シティ)民権(ズ...
文部科学省: 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)
研究期間: 2004年 - 2005年    代表者: 土屋 和代
まず、アメリカ現代史においてニューディール期と並んで「福祉国家体制」形成期とされる、1960年代後半の福祉政策「貧困との戦い」をとりあげ、人種とジェンダーをめぐる諸問題の考察を行った。従来政策決定過程から排除されてきた「貧困層」が自治体や民間団体の代表者とともに参加することを連邦補助の条件とした「コミュニティ活動事業(CAPと略)」をロサンゼルスの事例を中心に取り上げ、黒人指導者が「貧困との戦い」を「貧困層」にとって新たな政治的機会を生み出す<せめぎあいの空間>へといかに再編成したかを検証...