MISC

2010年3月

山村集落を維持させる世代間伝承に関する研究~どぶろく祭りからみる地域伝承の実態~

日本都市計画学会都市計画報告集
  • 浅田麻記子
  • ,
  • 落合知帆
  • ,
  • 小林正美

8
4
開始ページ
185
終了ページ
188
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11361/reportscpij.8.4_185
出版者・発行元
公益社団法人 日本都市計画学会

現在、多くの山村集落は存続すら危ぶまれているが、岐阜県白川村は古くからの地域活動や祭りを通して、次世代を担う若者や子どもを村全体で育てる環境を作っていることで集落として存続しているのではないかと考えられる。本研究では、白川村荻町を中心に行われるどぶろく祭りに着目し、参与観察や関係者への聞き取り調査を行った。結果として、伝統的な技術や意識が多様な方法で伝承され、世代間で伝承されることが重層的な人間関係を構築していることがわかった。また、子どもからお年寄りまでの全ての村人に役割を与えられていることで、白川村の一員である自覚と村を守り、維持するという意識が形成されていることがわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11361/reportscpij.8.4_185
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390292936929223808?lang=ja
ID情報
  • DOI : 10.11361/reportscpij.8.4_185
  • eISSN : 2436-4460
  • CiNii Research ID : 1390292936929223808

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