武知薫子

J-GLOBALへ         更新日: 17/12/12 18:55
 
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研究者氏名
武知薫子
 
タケチ カオルコ
所属
近畿大学
部署
医学部 基礎医学部門研究室
職名
講師

研究分野

 
 

論文

 
ESPの新たな可能性の一考察-英語教育における他教科との部分的な科目間連携の取り組み
武知薫子
近畿大学 教養・外国語教育センター紀要(外国語編)   5(2) 157-173   2014年11月   [査読有り]
本医学部1学年では2012年度の前期に新たな教育実践の試みとして、それまで実施していた生命科学のESP(English for Specific Purpose)教本を用いたESP指導に加え、外国語科目の「英語」と学部基礎科目の「生命科学1」と科目間連携を図り、「英語」の講義時間の中で「生命科学1」の講義に登場した英語の語彙を中心とする「連携テスト」を計8回実施した。その後の成績結果と学生の意識調査により、ESP指導の題材を、同時に開講されている他科目の指導内容から取り、それをテストすれば...
知識転移の強化で読書活動を活性化させる方法
武知 薫子
テンプル大学JAPAN応用言語学紀要   (83) 128-134   2013年6月
従来の文法解析を重要視する英文読解の方法は有効だが,筆者は,加えて語彙を中心に構成される文章がもつ概念の構造と読者の概念の構造の間のリンクを明確にすることで,読書による英文理解を効率化・スピードアップさせる方法を模索する。
「The New Kid on the Block」を用いた発音の授業(英文)
辻 薫子
テンプル大学JAPAN応用言語学紀要   74 13-16   2012年6月
単調になりがちな英語の授業における発音・発生の練習課題をコンピュータソフトとタスクを連動させた方法で改善した研究。思春期を迎えた中学生に対して行った研究授業をもとにした量的データを踏まえ、心理障壁の取り除き方を交えて効率的でモチベーションのあがる方法を論じる。
状態動詞の解説・用例の違いの分析ー5つの英文法書から (英文)
辻 薫子
テンプル大学JAPAN 応用言語学紀要   70 42-45   2011年9月
学生が混乱しやすい状態動詞と動作動詞の用法の解説に焦点をあて、英語を第二外国語として学ぶ学習者用に執筆された英米の主要な5つの文法書を分析し、対象学習者にとって使いやすい、理解しやすいものがどれであるかを論じている。
文化変容を意図した日本での語学学習活動の試み(英文)
辻 薫子
近畿大学 教養・外国語教育センター紀要(外国語編)   1(2) 137-152   2011年3月   [査読有り]
近畿大学附属新宮高校で2006年から2010年に実施された特別英語活動を、英語に対する学習者の不安を除去し、日本国内の身近な生活環境の中で英語文化を疑似体験し、授業での学習内容を実際に運用的な英語に転移させて英語の学習経験を積む試みとして位置付け、活動の理論と内容をKrashen(1982),Rost(2002),Shumann(1986),Swain(2000),Vandergrift(1999)らの第二言語習得(SLA)理論と照合しながら検証し、日本の現代SLAにおける本活動の意義を論...

講演・口頭発表等

 
理系科目と英語の「連携テスト」に生じる効果について [招待有り]
武知薫子・後藤敏一
JACET関西ESP研究会   2014年12月20日   JACET関西ESP研究会
近畿大学医学部1学年では、英語と生命科学の双方への効果を狙い、2012年度の前期、それまで実施していた生命科学のESP教本を用いた指導に加え、外国語科目の「英語」と学部基礎科目の「生命科学1」と科目間連携を図り、「英語」の講義時間の中で「生命科学1」の講義に登場した英語の語彙を中心とする「連携テスト」を8回にわたって実施した。この発表では、この「連携テスト」が英語のみならず、生命科学への学生の注意喚起と学習への取り組みに正の影響を及ぼした様子を学生の意識調査と成績の推移から論じ、残された課...
辻 薫子
College of Education, Temple University (The 13th Temple University Applied Linguistics Colloquium)   2011年2月   College of Education, Temple University (The 13th Temple University Applied Linguistics Colloquium)
(英語による発表)第二言語の習得が、学習者が自分の行動体系をその言語を用いる文化に適応させる際に起こる内的な文化変容の程度に強く影響を受けることは、諸々の研究により明らかである。文化適応を言語教育に応用したイマルジョン(immersion)プログラムは移民の多い西洋諸国では効果が高い一方、単一言語文化を基本とする日本国内では物理的・人的な制約から運用が困難とされ一般的な教育機関では敬遠されがちだ。この研究発表では、発表者が前任の附属高校で立ち上げ4年に渡って取り組んだ英語教育プロジェクトの...
医学部基礎英語教育におけるContent-Based Instruction(内容重視授業)のケーススタディ
辻 薫子
The 10th Annual Pan-SIG conference, JALT (第10回 全国語学教育学会分野別研究会)   2011年5月   The 10th Annual Pan-SIG conference, JALT (第10回 全国語学教育学会分野別研究会)
理系大学の基礎課程の英語教育に近年CBI(内容重視授業)を導入する試みが増えつつあるが、実施には他学科との連携など語学教育の枠を超えた人材・教授材料の精選が求められる場合が多く、必ずしも実現が容易ではないという実情がある。当発表ではそうした制約の解決策の一例として近畿大学医学部基礎教育課程での英語授業でのCBI実践を紹介しながら、Krashen(1985),Long(2003),White(1987),Swain(1985),RIchards&Rodges(2001),Dornyei(20...
医学部(基礎課程)英語教育におけるCBI(内容重視授業)のケーススタディ (質的データと量的データからの検証)
辻 薫子
大学英語教育学会第50回記念国際大会   2011年9月   大学英語教育学会第50回記念国際大会
Dornyei(2001)やWilliam&Burden&Baharna(2001)の研究が示すように第二外国語の指導では無理なく学生に学習を動機づけられる言語材料と教授法を用いることが望まれており、CBI(内容重視授業)を近年導入する方向にある大学は多い。しかしCBIの効果と効率性については未だ研究の余地が残る。この発表は、近畿大学医学部1年生基礎課程で実施している英語におけるCBI実践と学生の諸成績・生活態度・他の科目成績などとの相関性を、1年間の量的データと質的データから分析する。強...
辻 薫子
プリンストン大学 東アジア研究 第19回日本語教育学会   2012年6月   プリンストン大学 東アジア研究 第19回日本語教育学会
日本におけるSLA(第二言語習得法)の見解から、近畿大学医学部1年生の一部に実施して三年目になる英語と日本語の両方を用いたCBI(内容重視型語学講義)のアプローチと外国語習得の効率・深化のデータ、および同じく1学年の生命科学の講義との知識転用についての研究の口頭発表。
生命科学1の学習支援として平成24年度 1学年に試みた英語講義内の「連携テスト」の効果
武知 薫子, 後藤 敏一
第45回 日本医学教育学会総会   2013年7月   第45回 日本医学教育学会総会
【目的】本学「英語(1年)」では平成24年度に「生命科学1(1年基礎教育科目)」の学習支援を試み、両担当者が協力して「連携テスト」を作成・実施した。その教育効果を「生命科学1」の学期末試験の成績と学生の意識調査により評価した。【方法】「生命科学1」の講義に登場した英語表記の専門用語を、1~2週間後の「英語」の講義内で予告無しに「連携テスト」として出題した〔1回10問(所要時間10分)を合計8回(4月~9月)〕。平成24年度(114名)の「生命科学1」の成績(9月実施の学期末試験の平均値)を...
英語音読聴解指導法「シャドーイング」の有効性におけるケーススタデイ:光トポグラフィ(NIRS)を用いた実験
武知 薫子
全国語学教育学会 第39回年次国際大会   2013年10月   全国語学教育学会 第39回年次国際大会
昨年、大学1年生のリスニングとスピーキングを鍛える目的で「シャドーイング」を導入した際、多くの学生が「シャドーイング」の成績とリスニングの成績に正の相関を見せる一方、双方が逆行する学生もいた。この少数の学生に見られた特異な傾向が発生する要因を明らかにするために、対象となる学生に「シャドーイング」及び他の数種類の言語(と非言語)における作業時の脳活動を近赤外線分光装置を用い、予備実験を行った。作業時に賦活された脳領域を比較した結果、「シャドーイング」能力は、1)英語理解能力と必ずしも一致しな...