石井 保之

・昭和63年 東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程生命化学専攻修了
高度好酸高熱菌Sulfolobus の細胞壁構成タンパク質の精製を通じてタンパク化学の基礎知識と実験技能を獲得した（指導教官：大島泰郎教授）。
・昭和６３年～平成１２年 キリンビール㈱医薬探索研究所 研究員
１） エリスロポエチン高発現細胞系の研究：動物細胞にける遺伝子増幅系を利用して短期間に高発現細胞の株化に成功した。この期間に遺伝子工学、細胞工学、タンパク工学の知識と技能を獲得した。
２） 血液幹細胞増殖因子の研究： 骨髄中に存在する全能性幹細胞を増殖する生体内サイトカイン、Stem cell factor (SCF)の同定と組み換え体作製および薬効評価を担当した。この期間に、血液学の基礎と動物工学の知識と技能を獲得した。
３） ＩｇＥ抗体産生抑制因子の研究：石坂公成博士が発見したサイトカインの組換え体作製とＩｇＥ産生抑制活性をマウスアレルギーモデルで評価した。
・平成５年～８年 La Jolla Institute for Allergy and Immunology研究員 石坂公成博士の指導の元でIgE産生抑制に関する研究に従事した。この期間にアレルギー学と免疫学の基礎知識と実験技能を獲得した。
・ 平成１２年～１６年 通産省工業技術院 主任研究官（独立行政法人化に伴い 産業技術総合研究所 主任研究員へ変更）
チオレドキシンの細胞外分泌機構に関する研究：分泌シグナル配列をもたないタンパク質の細胞外分泌機構を解明した（淀井淳司博士（京都大学）との共同研究）。
・平成１４年〜１６年 独立行政法人理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター免疫制御研究グループ（谷口克グループディレクター）上級研究員（兼務）
スギ花粉症治療用ワクチンの研究
・平成１６年〜１８年 独立行政法人理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターアレルギー戦略研究ユニット ユニットリーダー
スギ花粉症治療用ワクチンの研究
・ 平成１８年〜２５年 独立行政法人理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターワクチンデザイン研究チーム チームリーダー
スギ花粉症治療用ワクチンの研究
・ 平成２５年〜２８年 独立行政法人理化学研究所統合生命医科学研究センターワクチンデザイン研究チーム チームリーダー
・ 平成２６年〜２８年 株式会社レグイミューン 代表取締役社長
・ 平成２８年〜令和２年 株式会社レグイミューン 代表取締役会長
・ 平成２８年〜平成３０年 特定国立研究開発法人理化学研究所科技ハブ産連本部バトンゾーン研究推進プログラム（BZP) 人工ワクチン研究チーム客員主管研究員
・ 平成３０年〜（現在） 学校法人順天堂大学医学部免疫診断学講座 非常勤講師

・令和３年〜（現在）株式会社アクセルベックス　代表取締役