2012年2月
ユビキタス環境制御システム通信実用規約に基づいた施設園芸用管理ソフトウェアの開発
野菜茶業研究所研究報告
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- 巻
- 0
- 号
- 11
- 開始ページ
- 63
- 終了ページ
- 72
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 農業技術研究機構野菜茶業研究所
自律分散型の環境制御システムである,ユビキタス環境制御システム(UECS)の通信実用規約1.00-E10に対応した管理ソフトウェアの開発を行った。開発した管理ソフトウェアはUECS対応機器から送信された清報を解析して1分ごとにデータをcsvフォーマットで保存可能である。湿り空気に関係する計算を,受信した情報を元に実施し,データを保存できる。管理ソフトウェアは1分ごとに最新の受信情報を示したhtmlおよびxml形式のテキストファイルを作成する。また,1分ごとの受信情報や,1日の最高,平均,最低値を示したグラフを作成する。これらの情報をFTPによってアップロードすることが可能である。また,データベース接続機能を搭載した。電子メールを利用した,日報や警報情報の送信機能も搭載している。また,スケジュールを示した設定ファイルに従って,UECS機器に通信文を送信することが可能である。開発した管理ソフトウェアは,UECS導入温室でデータ収集や環境制御をするのに有用であると考えられた。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1346-6984
- J-Global ID : 201202294655975374
- CiNii Articles ID : 120005330617
- identifiers.cinii_nr_id : 9000006493859