2015年4月 - 2019年3月
戦間期ポーランドの亡命ロシアに関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
研究の蓄積の浅い、戦間期ポーランドの亡命ロシアの文学活動の実態について明らかにした。とくにロシア象徴派の詩人でありながら反ボリシェビキの急先鋒としてワルシャワの亡命ロシアで中心的役割を担ったドミートリイ・フィロソフォフとフィロソフォフの結成したサークル「コロムナの家」、そのサークルに参加したロシア及びポーランドの作家たちの創作活動の実態、のちにパリに移住し亡命ポーランド系雑誌編集主幹となるユゼフ・チャプスキの活動や、亡命者たちの交流について調査し、創作への影響等について分析を加えた。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 15K02407
- 体系的課題番号 : JP15K02407
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
2-
SLAVISTIKA(東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報) 35 219-233 2020年8月
-
ポーランド人のアイデンティティをめぐって 22-28 2020年3月 招待有り
MISC
1-
Tekstualia 2(61) 141-148 2020年11月 招待有り
書籍等出版物
1-
ふくろう出版 2020年4月
講演・口頭発表等
1-
スラヴ語・スラヴ文学の比較対照研究-第 16 回国際スラヴィスト会議への日本の寄与 2021年1月9日 上智大学ヨーロッパ研究所