金蔵孝介 (Kohsuke Kanekura) - マイポータル

基本情報

所属: 東京医科大学薬理学分野主任教授

学位: 博士(医学)(慶應義塾大学)

研究者番号: 10508568
J-GLOBAL ID: 201801018880189829
researchmap会員ID: B000345817

外部リンク: http://www.tokyo-med.ac.jp/pharmacol/kanekura.html

筋萎縮性側索硬化症を含めた神経変性疾患の治療法確立を目指して、日々研究に励んでいます。

研究キーワード

研究分野

経歴

2023年4月 - 現在

東京医科大学, 薬理学分野, 主任教授
2022年1月 - 2023年3月

東京医科大学, 分子病理学分野, 准教授
2015年6月 - 2021年12月

東京医科大学, 分子病理学分野, 講師
2012年9月 - 2015年5月

ワシントン大学セントルイス, 研究員
2010年3月 - 2012年8月

マサチューセッツ州立大学, 医学部, Postdoctoral fellow
2010年4月 - 2012年3月

日本学術振興会, 海外特別研究員
2009年8月 - 2010年3月

慶應義塾大学, 解剖学教室, 特別研究助教
2008年4月 - 2009年7月

慶應義塾大学, 内科, 助教
2006年4月 - 2008年3月

日本学術振興会, 特別研究員(PD)
2003年4月 - 2006年3月

日本学術振興会, 特別研究員(DC1)

学歴

2002年4月 - 2005年3月

慶應義塾大学, 医学研究科博士課程, 薬理学専攻
1996年4月 - 2002年3月

慶應義塾大学, 医学部

受賞

2016年

佐々記念賞, IRE1は病的状態下での小胞体膜透過と細胞死を阻止する, 東京医科大学

金蔵孝介

主要な論文

Differential toxicity and localization of arginine-rich C9ORF72 dipeptide repeat proteins depend on de-clustering of positive charges

Tamami Miyagi, Koji Ueda, Masahiro Sugimoto, Takuya Yagi, Daisuke Ito, Rio Yamazaki, Satoshi Narumi, Yuhei Hayamizu, Hiroshi Uji-i, Masahiko Kuroda …

iScience 26(6) 106957-106957 2023年6月査読有り最終著者責任著者
How can we interpret the relationship between liquid-liquid phase separation and amyotrophic lateral sclerosis?

Kohsuke Kanekura, Masahiko Kuroda

Laboratory investigation; a journal of technical methods and pathology 2022年4月22日査読有り筆頭著者責任著者
Phase separation and toxicity of C9orf72 poly(PR) depends on alternate distribution of arginine.

Chen Chen, Yoshiaki Yamanaka, Koji Ueda, Peiying Li, Tamami Miyagi, Yuichiro Harada, Sayaka Tezuka, Satoshi Narumi, Masahiro Sugimoto, Masahiko Kuroda …

The Journal of cell biology 220(11) 2021年11月1日査読有り最終著者責任著者
An improved macromolecular crowding sensor CRONOS for detection of crowding changes in membrane-less organelles under stressed conditions.

Tamami Miyagi, Yoshiaki Yamanaka, Yuichiro Harada, Satoshi Narumi, Yuhei Hayamizu, Masahiko Kuroda, Kohsuke Kanekura

Biochemical and biophysical research communications 583 29-34 2021年10月27日査読有り最終著者責任著者
Establishment of chemically oligomerizable TAR DNA-binding protein-43 which mimics amyotrophic lateral sclerosis pathology in mammalian cells.

Yoshiaki Yamanaka, Tamami Miyagi, Yuichiro Harada, Masahiko Kuroda, Kohsuke Kanekura

Laboratory investigation; a journal of technical methods and pathology 101(10) 1331-1340 2021年6月15日査読有り最終著者責任著者
Pathological processes in aqueous humor due to iris atrophy predispose to early corneal graft failure in humans and mice.

Takefumi Yamaguchi, Kazunari Higa, Yukari Yagi-Yaguchi, Koji Ueda, Hisashi Noma, Shinsuke Shibata, Toshihiro Nagai, Daisuke Tomida, Ririko Yasu-Mimura, Osama Ibrahim …

Science advances 6(20) eaaz5195 2020年5月査読有り責任著者
Characterization of membrane penetration and cytotoxicity of C9orf72-encoding arginine-rich dipeptides.

Kanekura K, Harada Y, Fujimoto M, Yagi T, Hayamizu Y, Nagaoka K, Kuroda M

Scientific reports 8(1) 12740-12740 2018年8月査読有り筆頭著者責任著者
Poly-dipeptides encoded by the C9ORF72 repeats block global protein translation

Kohsuke Kanekura, Takuya Yagi, Alexander J. Cammack, Jana Mahadevan, Masahiko Kuroda, Matthew B. Harms, Timothy M. Miller, Fumihiko Urano

HUMAN MOLECULAR GENETICS 25(9) 1803-1813 2016年5月査読有り筆頭著者
IRE1 prevents endoplasmic reticulum membrane permeabilization and cell death under pathological conditions

Kohsuke Kanekura, Xiucui Ma, John T. Murphy, Lihua J. Zhu, Abhinav Diwan, Fumihiko Urano

SCIENCE SIGNALING 8(382) ra62 2015年6月査読有り筆頭著者

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MISC

C9orf72由来ポリ(PR)の構造-機能相関(Structure-function relationships in C9orf72-derived poly(PR))

金蔵孝介, 宮城碧水, 黒田雅彦

老年精神医学雑誌 33(増刊II) 254-254 2022年11月
C9orf72由来ポリ(PR)の構造-機能相関(Structure-function relationships in C9orf72-derived poly(PR))

金蔵孝介, 宮城碧水, 黒田雅彦

Dementia Japan 36(4) 756-756 2022年10月
哺乳類細胞において筋萎縮性側索硬化症の病理を模倣する化学的にオリゴマー化可能なTAR DNA結合タンパク質-43の作製(Establishment of chemically oligomerizable TAR DNA-binding protein-43 which mimics amyotrophic lateral sclerosis pathology in mammalian cells)

金蔵孝介, 山中喜晃, 黒田雅彦

東京医科大学雑誌 80(4) 367-367 2022年10月
正常細胞および腫瘍細胞のCell-free DNAの産生メカニズムの解明とLiquid biopsyへの応用

梅津知宏, 柏木怜, 村上善基, 金蔵孝介, 大野慎一郎, 黒田雅彦

日本病理学会会誌 111(1) 319-319 2022年3月
東京医科大学病院におけるがんゲノム医療の現状と取り組み

稲垣夏子, 桐林和代, 梅津知宏, 武内進, 備後真登, 助田葵, 金蔵孝介, 長尾俊孝, 沼部博直, 林由起子 …

東京医科大学雑誌 79(2) 141-151 2021年4月
C9orf72遺伝子産物poly-PRの構造機能連関と毒性獲得機構の解明

金蔵孝介, Chen Chen, 山中喜晃, 早水裕平, 黒田雅彦

Dementia Japan 34(4) 526-526 2020年10月
poly-PR C9orf72 dipeptidesの交互型構造転換は相分離と毒性を調節する(The alternating structure controls phase separation and toxicity of poly-PR C9orf72 dipeptides)

金蔵孝介, Chen Chen, 山中喜晃, 黒田雅彦, 早水裕平

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 93回 [2Z05-682)] 2020年9月
小胞体ストレス応答の破綻による糖尿病発症機構の解明

藤田英俊, 中島利博, 熊谷勝義, 荒谷聡子, 平本正樹, 金蔵孝介, 黒田雅彦, 松本滉平

東京医科大学雑誌 78(3) 284-285 2020年7月
ALS/FTD原因遺伝子C9orf72のRAN翻訳産物poly-PRによる神経細胞死機構の解析

金蔵孝介, 早水裕平, 黒田雅彦

Dementia Japan 33(4) 548-548 2019年10月
ALS原因遺伝子C9orf72産物ジペプチドの液体相分離と神経毒性機構の解析

金蔵孝介, Chen Chen, 早水裕平, 黒田雅彦

日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 92回 [2T05a-04] 2019年9月
トリプルネガティブ乳癌におけるPLK1阻害の治療的有用性

上田亜衣, 金蔵孝介, 黒田雅彦, 石川孝

日本乳癌学会総会プログラム抄録集 27回 540-540 2019年7月
リキッドバイオプシーのup to date リキッドバイオプシーによる肺がんnon-coding RNAの解析

黒田雅彦, 金蔵孝介, 高梨正勝, 嶋田善久, 池田徳彦

肺癌 58(6) 448-448 2018年10月
身近な話題・世界の話題新規リキッドバイオプシーとしての血小板内核酸情報による癌スクリーニング

金蔵孝介, 上田亜衣, 黒田雅彦

血液フロンティア 28(4) 602-606 2018年3月
膵臓癌患者血清中microRNAの網羅的解析による新規Biomarker探索

許文聰, 永川裕一, 粕谷和彦, 土田明彦, 上田しのぶ, 金蔵孝介, 黒田雅彦

東京医科大学雑誌 76(1) 127-128 2018年1月
MNAzymeを用いた外来で可能なhuman papilloma virus検出の試み

裴賢哲, 兼重彩夏, 金蔵孝介, 黒田雅彦, 嶋田直彦, 丸山厚

東京医科大学雑誌 76(1) 133-134 2018年1月
乳腺悪性腫瘍患者血小板中mRNAの診断的価値についての検討

上田亜衣, 石川孝, 金蔵孝介, 黒田雅彦

東京医科大学雑誌 75(3) 381-382 2017年7月
Targeting Cellular Calcium Homeostasis to Prevent Cytokine-Mediated Beta-Cell Death

Amy L. Clark, Fumihiko Urano, David W. Piston, Kohsuke Kanekura, Clay F. Semenkovich, Larry Spears, Zeno Lavagnino

DIABETES 66 A568-A568 2017年6月
膵臓がん患者血清中microRNAの網羅的解析による新規バイオマーカー探索

許文聰, 永川裕一, 上田しのぶ, 金蔵孝介, 粕谷和彦, 黒田雅彦, 土田明彦

東京医科大学雑誌 75(2) 234-240 2017年4月
TARGETING CELLULAR CALCIUM HOMEOSTASIS TO PREVENT CYTOKINE-MEDIATED BETA CELL DEATH

Amy L. Clark, Kohsuke Kanekura, Lavagnino Zeno, Larry Spears, Damien Abreu, Clay F. Semenkovich, David W. Piston, Fumihiko Urano

HORMONE RESEARCH IN PAEDIATRICS 88 602-603 2017年
蛍光プローブを用いた小胞体ストレスの研究

金蔵孝介

東京医科大学雑誌 74(1) 33-35 2016年1月

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書籍等出版物

東京医科大学雑誌

金蔵孝介 (担当:分担執筆, 範囲:蛍光プローブを用いた小胞体ストレスの研究)

2016年
Science Signaling 2016 Issueシグナリングに載った日本人研究者

金蔵孝介, 浦野文彦 (担当:分担執筆, 範囲:IRE1は病的状態下での小胞体膜透過と細胞死を阻止する)

2016年
クリニカルニューロサイエンス

金蔵孝介 (担当:分担執筆, 範囲:素顔のニューロサイエンティスト浦野文彦)

2014年
脳21

金蔵孝介 (担当:分担執筆, 範囲:小胞体ストレスと神経難病)

2013年
Endoplasmic Reticulum Stress in Health and Disease;

金蔵孝介 (担当:分担執筆, 範囲:Role of ER stress in Dysfunction of the Nervous System.)

Springer 2012年
Clinical Neuroscience

金蔵孝介, 相磯貞和, 鈴木則宏 (担当:分担執筆, 範囲:家族性ALSオーバービュー)

2008年
医学のあゆみ

金蔵孝介, 西本征央 (担当:分担執筆, 範囲:Alzheimer病における神経細胞死の分子メカニズム)

2003年

講演・口頭発表等

アミノ酸の性質から紐解くALS原因ジペプチドリピートの相分離と毒性機構

金蔵孝介

日本アミノ酸学会第16回学術集会 2022年11月招待有り
Alternating Arg distribution controls phase separation and toxicity of poly(PR)

Neuro2022 (第45回日本神経科学大会／第65回日本神経化学会大会 2022年7月招待有り
Order controls disordered droplets: structure-function relationships in C9ORF72-derived poly(PR).

Kohsuke Kanekura

2nd International research conference on neurodegenerative diseases (IRCND 2022). 2022年7月招待有り
Argの分布がC9ORF72がコードするpoly(PR)の相分離と毒性を制御する

第44回日本分子生物学会 2021年12月2日招待有り
デバイスに期待する医学

金蔵孝介

第80回応用物理学会秋季学術講演会 2019年9月招待有り
ALS 原因遺伝子C9orf72 遺伝子産物によるProteostasis 破綻機構の解明

金蔵孝介

第92回日本生化学会 2019年9月
Molecular mechanisms underlying Neurodegenerative disorders: From Braak to exosome and cell-breadboard in future

金蔵孝介

The Second International Workshop by the 174th Committee JSPS 2019年1月招待有り
プロテオミクスによる神経変性疾患研究

金蔵孝介

第13回臨床プロテオーム研究会 2017年7月
Proteostasisを標的とした筋萎縮性側索硬化症の研究

金蔵孝介

第37回神戸ラボ全体研究会議 2016年6月招待有り
新規ALS原因遺伝子C9orf72による細胞死機構の解明

金蔵孝介

第5回メトロポリタン脳の老化・認知症フォーラム 2015年12月
Dysregulation of ER stress signaling by ALS-related P56S-VAPB mutant

金蔵孝介

21st international symposium on ALS/MND 2010年11月
ALS原因遺伝子VAPBによる細胞死機構

金蔵孝介

第10回アジア環太平洋神経科学会 2010年10月招待有り
Dysregulation of ER stress signaling by ALS-related mutant P56S-VAPB

金蔵孝介

9th International Consortium on SOD1 and ALS. 2010年5月

担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

単一細胞エンドスコピック増強ラマンによる薬剤の相分離局在化解明と創薬への応用

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 基盤研究(A) 2021年4月 - 2025年3月

雲林院宏, 松崎典弥, 金蔵孝介, 猪瀬朋子, 笠井均
全能性獲得へのロードマップ：幹細胞のミトコンドリア・ゲノム安定性機構の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2020年4月 - 2025年3月

山田満稔
インドシアニングリーンを用いた脳脊髄腫瘍の術中蛍光診断の確立と治療技術の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2021年4月 - 2024年3月

武藤淳, 峯裕, 金蔵孝介, Cabral Horacio, 上甲眞宏, 廣瀬雄一, 井上辰志
TDP43の液液相分離制御技術の開発と液液相分離による神経変性機構の解明

武田科学振興財団医学系研究継続助成 2023年4月
ペプチドが実現する細胞・ナノ材料界面における信号伝達の機構解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2020年4月 - 2023年3月

早水裕平
ALS原因蛋白による液液相分離の機能構造連関とその病理的意義の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2020年4月 - 2023年3月

金蔵孝介
C9ORF72ジペプチドの相分離制御機構の解明

アステラス病態代謝研究会研究助成金 2023年1月
液液相分離異常による ALS 発症機構の解明

持田記念財団医学薬学振興財団研究助成 2023年1月

金蔵孝介
液-液相分離関連分子SAMD9/SAMD9Lの機能・構造・病態解析

日本学術振興会基盤B 2018年4月 - 2022年3月

鳴海覚志
TDP43の液液相分離制御技術の開発と液液相分離による神経変性機構の解明

武田科学振興財団医学系研究助成 2020年4月
細胞質ポリアデニル化複合体に着目した上皮悪性腫瘍抑制分子の研究

日本学術振興会基盤B 2017年4月 - 2020年3月

永岡謙太郎
オミクス技術を駆使した包括的ALS治療戦略の確立

日本学術振興会若手A 2016年4月 - 2020年3月

金蔵孝介
MIRAGE症候群症候群の治療法開発に向けた基礎的研究

日本医療研究開発機構希少難治性疾患の克服に結びつく病態解明研究 2016年4月 - 2019年3月

鳴海覚志
RNAの液体液体相転移を標的とした神経変性疾患治療法開発

金原一郎記念医療振興財団基礎医学医療研究助成金 2017年4月

金蔵孝介
ALS原因遺伝子C9orf72遺伝子産物によるProteostasis破綻機構の解析

東京生化学研究会研究奨励金 2016年10月

金蔵孝介
新規筋萎縮性側索硬化症原因遺伝子による細胞死機構の解明

難病医学研究財団医学研究奨励金 2016年4月

金蔵孝介
リピート長依存性開始コドン非依存性翻訳機構の解明

武田科学振興財団医学研究奨励 2016年4月

金蔵孝介
神経系における小胞体ストレスによる細胞死と生存のシグナル解析

上原記念生命科学財団海外リサーチフェローシップ 2012年4月

金蔵孝介
神経系における小胞体ストレスによる細胞死と生存のシグナル解析

日本学術振興会海外特別研究員 2010年4月 - 2012年3月

金蔵孝介
新規ALS原因遺伝子VAPBの機能解析

日本学術振興会若手スタートアップ若手研究(スタートアップ) 2008年4月 - 2010年3月

金蔵孝介

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産業財産権

特開2017-186342 膵臓β細胞障害における可溶性MANF

浦野文彦, 金蔵孝介
特表2015-508155 膵臓β細胞障害における可溶性MANF

浦野文彦, 金蔵孝介

金蔵孝介

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研究キーワード

研究分野

経歴

学歴

受賞

主要な論文

MISC

書籍等出版物

講演・口頭発表等

担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

産業財産権

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