2016年4月 - 2019年3月
高リスク小児急性骨髄性白血病における多角的な遺伝子解析を用いた分子標的の同定
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 16K20951
- 体系的課題番号
- JP16K20951
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,030,000円
- (直接経費)
- 3,100,000円
- (間接経費)
- 930,000円
- 資金種別
- 競争的資金
近年の次世代シーケンサーの登場により、様々な遺伝子異常が同定され、予後層別化因子として利用されるようになってきている。今回の網羅的DNAメチル化解析によって、急性骨髄性白血病の予後を高精度に予測可能にした。特に、予後不良因子とされているFLT3-ITDに対し、DNAメチル化パターンから予後良好例の抽出に成功した。またPRDM16高発現の予後不良群ではPRDM16遺伝子全体にわたってDNAがメチル化されることで、H3K27me3の誘導を調節するする抑制性ポリコームの異常を誘発していることが予測された。
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- ID情報
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- 課題番号 : 16K20951
- 体系的課題番号 : JP16K20951
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論文
1-
Blood Advances 6(11) 3207-3219 2022年6月14日 査読有り