2019年4月 - 2023年3月
勤労世代の健康格差解消に向けた職業ごとの食生活決定因子の解明と健康教育への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
2018年度の文献レビュー、2019年度の質問票作成および倫理申請、2020年度のアンケートver1を経て、2021年度は追加調査(アンケートver2)とデータ解析を行なった。
アンケートver1について39名の回答を集計後、質問票の再検討を行い、質問内容の絞り込み、自由回答式の質問内容の追加や記述スペースを広げる等の改定を行い、アンケートver2を作成した。アンケートver2を実施し11名から回答を得た。選択式回答・自由回答式の両方を含む質問票を用い、混合研究のデザインを明確化した上でアンケートを実施し、対象者集団の背景因子を踏まえながら「労働因子と食生活の関係性」を様々な観点から検討することができた。
具体的には、アンケートver1(解析対象者35名)では、①仕事と食生活との関係の量的評価、②共変量の量的・質的検討を行なった。アンケートver2(解析対象者11名)では、①仕事と食生活についての質問項目の量的再検討、②仕事と食生活との関係の質的評価、③共変量の量的・質的検討を行なった。
これらデータ解析の結果、量的評価として、特に「通勤時間と朝食摂取」や「接客と食べる速度」について、新たな知見が得られた。また、質的評価として、「食べるものを選ぶときに重視すること」、「健康のために食生活で工夫していること」、「自身の仕事が食生活へ影響を与えていると思うか」に関しての多様性を確認することができた。
アンケートver1について39名の回答を集計後、質問票の再検討を行い、質問内容の絞り込み、自由回答式の質問内容の追加や記述スペースを広げる等の改定を行い、アンケートver2を作成した。アンケートver2を実施し11名から回答を得た。選択式回答・自由回答式の両方を含む質問票を用い、混合研究のデザインを明確化した上でアンケートを実施し、対象者集団の背景因子を踏まえながら「労働因子と食生活の関係性」を様々な観点から検討することができた。
具体的には、アンケートver1(解析対象者35名)では、①仕事と食生活との関係の量的評価、②共変量の量的・質的検討を行なった。アンケートver2(解析対象者11名)では、①仕事と食生活についての質問項目の量的再検討、②仕事と食生活との関係の質的評価、③共変量の量的・質的検討を行なった。
これらデータ解析の結果、量的評価として、特に「通勤時間と朝食摂取」や「接客と食べる速度」について、新たな知見が得られた。また、質的評価として、「食べるものを選ぶときに重視すること」、「健康のために食生活で工夫していること」、「自身の仕事が食生活へ影響を与えていると思うか」に関しての多様性を確認することができた。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K21438
- 体系的課題番号 : JP19K21438