2012年5月1日
移動体衛星通信システムにおける中継器の帯域と送信電力を最大利用する動的マルチキャリヤ回線制御の提案
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. B
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- 巻
- 95
- 号
- 5
- 開始ページ
- 662
- 終了ページ
- 676
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
移動体衛星通信において,地球局の移動に伴う伝搬利得の変動に対応する新たな回線制御方式を提案する.提案方式は,サブキャリヤ数とサブキャリヤごとの変調方式を調整することで衛星中継器の利用帯域と通信衛星の送信電力を柔軟に利用する適応マルチキャリヤ回線割当をベースとし,伝搬利得の状況に応じて地球局への送信電力制御と回線の再割当を実施する.このため,地球局の送信電力を固定する従来の回線制御方式と比較し,衛星リソースの有効活用を行うことができる.伝搬利得変動に対し,各地球局の回線制御を行うシミュレーションにより,提案方式は従来方式に対し,システム容量を約1.6倍増大できることを示す,
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009444572
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11325909
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/023769294
- ID情報
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- ISSN : 1344-4697
- CiNii Articles ID : 110009444572
- CiNii Books ID : AA11325909
- identifiers.cinii_nr_id : 9000004744106