2008年
河川地形が微粒状有機物の堆積に及ぼす影響に関する実験的研究
京都大学防災研究所年報
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- 巻
- B
- 号
- 52
- 開始ページ
- 913
- 終了ページ
- 922
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 京都大学防災研究所
河川地形が微粒状有機物の堆積に与える影響を調べるため, 浮遊型/沈降型の二タイプのマツ花粉をトレーサーとして, 堰上流にダム型淵(湛水域)が形成されている水路床と, 交互砂州の発達し河床近傍の流れが蛇行する水路床で水理実験を実施した。その結果, ダム型淵においては沈降型の堆積が卓越した。交互砂州においては, 砂州域に沈降型と浮遊型の両方の堆積密度が高い現象が見出された。また, 流心線沿いの河床には沈降型がより多く堆積することがわかった。それらの結果は比重の異なる微粒状有機物の河床堆積様式と対応していると考えられる。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0386-412X
- CiNii Articles ID : 120002515011
- CiNii Books ID : AN00027784