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2017年11月

【リハビリテーション栄養2.0-リハ栄養の新たな定義とリハ栄養ケアプロセス】リハビリテーション栄養診断 栄養素摂取の過不足 栄養素の摂取不足・栄養素摂取不足の予測

リハビリテーション栄養
  • 上島 順子

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開始ページ
68
終了ページ
73
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本リハビリテーション栄養学会

栄養素の摂取不足は、低栄養や欠乏症発症の要因となるため、栄養アセスメント時に判定されなければならない。栄養素の摂取不足状態または栄養素摂取不足の予測状態かどうかの判定は、日本人の食事摂取基準やガイドラインの基準、個々の栄養アセスメントに準じて算出した必要量と摂取量とを比較し、要因と症状や兆候、検査、調査、危険因子などの判断基準となる指標を総合的にみて判定する。栄養素の摂取不足・栄養素摂取不足の予測の要因は主に4つ考えられる。(1)個人が摂取する食事量に不足がある場合、(2)疾患・薬剤の影響で栄養素の吸収障害が生じる場合、(3)栄養素の需要または排泄が増加し、必要栄養量が増大する場合、(4)医原性で投与栄養量に問題がある場合である。これらに関連する症状や兆候、検査など判断基準となる指標についても記載した。リハ栄養診断を行うことは問題点を早期に抽出でき、質の高いリハ栄養ケアプランの実施につながる。(著者抄録)

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2017&ichushi_jid=J07031&link_issn=&doc_id=20171229120011&doc_link_id=40022040560&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40022040560&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
ID情報
  • ISBN : 9784263265215
  • 医中誌Web ID : 2018080735

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