2014年4月 - 2016年3月
集合住宅における自生的秩序をめぐる再帰的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 26870029
- 体系的課題番号
- JP26870029
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,900,000円
- (直接経費)
- 3,000,000円
- (間接経費)
- 900,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究は、現代日本の集合住宅管理に着眼して、まず(1)現在、問題の原因だと見なされている「二重の老い(建物の老朽化と所有者・居住者の高齢化)」以上に、所有者自身を管理の主体とする法制度そのものが問題を生起し複雑化させていることを確認した。そのうえで、だからと言って、法制度の変革だけが解決策ではなく、(2)集合住宅そのものが「療養病床」や「民泊」に分岐する可能性を踏まえた領域横断的な議論が必要であることを指摘した。さらに、(3)これまでの法制度の下で蓄積されてきた経験知を、本研究が開発したようなワークショップツールを通じて形式化し広汎に共有することによっても乗り越え可能であることを明らかにした。
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- ID情報
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- 課題番号 : 26870029
- 体系的課題番号 : JP26870029
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論文
1-
人文社会科学論叢 = Studies in the humanities and social sciences (7) 95-111 2019年8月 査読有り