論文

査読有り
2017年11月

大腿骨近位部骨折患者における杖歩行以上の歩行能力獲得の可否に関する要因 急性期病院における後方視的解析

磐田市立総合病院誌
  • 細川 真登
  • ,
  • 山下 輝昭
  • ,
  • 寺田 僚介
  • ,
  • 渡辺 実津希
  • ,
  • 清水 雄介
  • ,
  • 鈴木 千恵美
  • ,
  • 満冨 一彦

19
1
開始ページ
41
終了ページ
43
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
磐田市立総合病院

大腿骨近位部骨折患者のプロトコルとして、「地域連携パス」制度が導入されている。近年、在院日数の短縮化を目的に多くの地域にて行われており、急性期病院の役割としてスムーズに回復期病院へと連携せねばならない。早期歩行獲得が回復期退院後の移動様式に影響を与えることも報告されており、急性期病院から積極的に介入し、効率的にアプローチする必要がある。本研究は、大腿骨近位部骨折患者58名の転帰時の歩行様式の違いから出来るADLとして、杖歩行以上の歩行能力獲得の可否に関する要因を明らかにすることを目的とした。ロジスティック回帰分析の結果、MMSE(AUC0.75、Odds比1.21、95%信頼区間1.001-1.464)と患側片脚立位(AUC0.87、Odds比1.503、95%信頼区間1.032-2.19)が有意な指標として抽出された。また、杖歩行以上獲得を判別する各々のCut off値は、MMSEでは23点(感度0.86、特異度0.56)、患側片脚立位時間0.9sec(感度0.77、特異度0.94)であった。本研究で示した大腿骨近位部骨折患者の独歩を含む杖歩行以上の歩行能力獲得の可否に対するCut off値の共有は、急性期病院として近隣の回復期病院と適切な連携する上で介入の効率化に対する有効な手段になることが期待される。(著者抄録)

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