2011年4月 - 2015年3月
末梢静脈内留置カテーテルのアセスメント能力を向上させる教育プログラムの開発と評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本邦において静脈内留置カテーテル針を用いた末梢静脈からの輸液療法は、病院で頻繁に行われる医療行為であり、看護師が診療の補助業務として穿刺・留置する機会も多い。本研究では実態調査と実験研究により、 (1) 病棟に勤務する看護師の穿刺技術を向上させるためには、適切な静脈を選択する血管アセスメントに関する知識と練習の必要性が高いこと、(2) 具体的操作の練習には熟達者の実践を動画教材を用いて視聴することが効果的であること、(3) 穿刺予定血管を中心として、40±2℃、15分間の温熱刺激を皮膚表面に加えることにより、穿刺を容易にする血管拡張作用がもたらされることを示した。
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- 課題番号 : 23593134
- 体系的課題番号 : JP23593134