2007年 - 2008年
仰臥位から座位への姿勢変化がもたらす脳活動からみた看護援助の検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では座位姿勢援助と脳活動との関係について検証を行った。研究1では、健康高齢者を対象とした。その結果、ベッド上座位では大脳の活性化は少ないことが示された。研究2では、介護老人福祉施設入居者を対象として、ベッド上での座位と椅子での座位の検証を行った。その結果、椅子での座位にのみ有意な脳活性が認められた。これらより、大脳を活性化させる看護援助は、ベッド上よりも椅子での座位が効果的であることが示唆された。
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- 課題番号 : 19592440
- 体系的課題番号 : JP19592440