基本情報

所属
九州大学大学院 比較社会文化研究院 特別研究者
筑紫女学園大学 非常勤講師
熊本学園大学 非常勤講師
学位
博士(比較社会文化)(九州大学)

研究者番号
20712152
J-GLOBAL ID
201201049402210250

1978年12月18日、鹿児島県生。九州大学大学院比較社会文化学府単位取得満期退学。博士(比較社会文化)。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院特別研究者、筑紫女学園大学・熊本学園大学非常勤講師。

*研究内容
近現代日本における知識の社会政治史。優生学・禁酒運動など生物医学系「科学」の特質を考察しつつ、思想、メディアの分析、社会運動、行政への影響を解明する作業に従事しています。同時に、メディア、地域史などの各論的分析にも取り組んでいます。

1)日本の優生学史――明治時代の導入期から現代まで。
『日本が優生社会になるまで―科学啓蒙、メディア、生殖の政治』(勁草書房、2015年12月)を刊行しました。
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b210759.html
2019年にHanul M Plus Inc. より韓国語訳(申榮全氏・安尚賢氏訳)が刊行されました。
http://www.hanulmplus.kr/tot_book/content.asp?pBID=4892
『日本歴史』826号、『科学史研究』第56巻No.281、『社会思想史研究』41号、『九州史学』183号に書評掲載。
『生物学史研究』95号に書評特集(小特集「横山尊『日本が優生社会になるまで』をめぐって」)。

2)日本の禁酒運動の歴史。
特に大正・昭和期の動向を日本国民禁酒同盟という団体に着目しつつ解明を試みており、複数の論文を発表し、学会報告も行っています。宗教運動としての出発点や国際的動向も視野に入れ、国政・地域社会への運動の展開を、社会運動・思想史、さらにメディア史的観点から分析することを試みています。加えて、医療、産業、軍隊、教育などへの拡がりについて、同同盟を核にした各論的分析にも取り組んでいます。

3)『木佐木日記』研究。
中央公論・改造社の編集者だった木佐木勝の『木佐木日記』はメディア史研究にとっての必須史料です。同日記について、「解題:日記風回想録としての木佐木日記—新出史料から見る刊行の背景と意図」(『木佐木日記』(下)、中央公論新社、2016年)、山口輝臣編『日記に読む近代日本 3 大正』で論じました。

4)地域史研究—―福岡県を中心に。
現在、新修宗像市史近代部会委員。他、九州大学大学文書館 百年史編集室スタッフ、福岡市史調査委員などを務めました。大学の講義でも積極的に地域史的トピックをもりこんでおります。

委員歴

  4

書籍等出版物

  4

論文

  15

MISC

  11

講演・口頭発表等

  27

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4