松尾秀哉 (Hideya Matsuo) - マイポータル

基本情報

所属: 龍谷大学法学部法律学科教授

学位: 博士（学術）(東京大学)

J-GLOBAL ID: 201801013193166256
researchmap会員ID: 7000022740

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 政治学 / ヨーロッパ政治、比較政治学

経歴

2018年4月 - 現在

龍谷大学, 法学部, 教授
2014年4月 - 2018年3月

北海学園大学, 法学部, 教授
2013年4月 - 2014年3月

聖学院大学, 政治経済学部, 教授
2009年4月 - 2013年3月

聖学院大学, 政治経済学部, 准教授
2007年4月 - 2009年3月

聖学院大学, 総合研究所, 准教授

学歴

1997年4月 - 2007年3月

東京大学大学院, 総合文化研究科, 国際社会科学専攻
1985年4月 - 1989年3月

一橋大学, 社会学部

委員歴

2018年6月 - 2019年6月

日本政治学会, 文献委員
2016年10月 - 2017年9月

日本政治学会, 文献委員
2015年6月 - 2016年5月

日本比較政治学会, 年報編集委員
2014年6月 - 2015年5月

日本比較政治学会, 企画委員

論文

なぜブリュッセルは「テロの温床」と化したのか（２・補論）

松尾秀哉

龍谷法学 55(3) 1067-1086 2022年12月
なぜブリュッセルは「テロの温床」と化したのか（2）

松尾秀哉

龍谷法学 55(2) 723-749 2022年9月
なぜブリュッセルは「テロの温床」と化したのか（１）

松尾秀哉

龍谷法学 55(1) 87-122 2022年7月
「ベルギー分裂危機と連邦化」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 55 2013年8月
「冷戦とベルギー・キリスト教民主主義政党―分裂危機を念頭に」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 54 2013年2月
「時間の比較政治学―合意形成のジレンマ（二）」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (50) 2010年8月
「ベルギー分裂危機とブリュッセル周辺域の民族問題―『国家政治の縮図』から『都市政治の復権』へ―」

松尾秀哉

『日本比較政治学会年報都市と政治的イノベーション』 (12) 2010年3月査読有り
「福祉国家と国民統合―社会保障制度による所得移転は国家の解体を進めるか」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 46(46) 134-152 2010年1月
「欧州統合の停滞と『欧州合衆国』構想―ベルギーの欧州統合政策（二）」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (45) 2009年11月
「人口の大都市集中（都市化）と民族紛争―ベルギー型多文化主義から考える現代ヨーロッパ社会の抱えるリスク―」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (43) 397-424 2009年1月
「ベルギーの初期欧州統合政策―1920―30年代を中心に―」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (43) 363-396 2009年1月
「コンセンサス・デモクラシーにおける『ワンマン』型リーダーの台頭」

松尾秀哉

『日本比較政治学会年報リーダーシップの比較政治学』 (10) 2008年10月査読有り
「ベルギーの移民事情・試論―ワロン・フラマン対立の再燃と『過去の清算』―」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (42) 180-201 2008年8月
「階級闘争から言語紛争へ―歴史的コンテクストにおける『統治連合』―」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (40) 2008年2月
「『調停の政治』再考―ベルギー・キリスト教民主主義政党の60年代―」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (39) 2007年9月
「多極共存型民主主義の終焉―1960年代のベルギーの列柱と政治的エリート―」

松尾秀哉

東京大学（博士論文） 2007年3月査読有り
「キリスト教民主主義政党の『調停の政治』メカニズム―ベルギーにおける初期福祉国家改革期のカトリック党の党内政治過程―」

松尾秀哉

『国際関係論研究』 (15) 2000年10月
「時間の比較政治学―合意形成のジレンマ（一）」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (47) 査読有り
「シュヴェーベル先生の御講演に対する応答」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所紀要』 (44別冊)
「ベルギー・キリスト教民主主義政党(1884-1894)－党内政治過程における党内リーダーシップの意義－」

松尾秀哉

東京大学（修士論文）査読有り

MISC

書評岩崎正洋編著『命か経済か COVID‐19と政府の役割』（勁草書房）

松尾秀哉

図書新聞 6月23日号 2023年6月
（コラム）2022年前半のヨーロッパ『艱難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を』（ローマの信徒への手紙 5章）」

松尾秀哉

季刊現代の理論DIGITAL (31) 2022年8月
パンデミック対応としての緊急事態法の実際ヨーロッパ政治とパンデミック――その２

松尾秀哉

季刊現代の理論DIGITAL (28) 2021年11月
（コラム）欧州―極右・右派ポピュリストの動向ヨーロッパ各国政治の現況をみるー2021年上半期

松尾秀哉

季刊現代の理論DIGITAL (27) 2021年8月
ヨーロッパ政治とパンデミックその１－パンデミックがポピュリストを倒す？

松尾秀哉

季刊現代の理論 DIGITAL (26) 2021年4月
｢敵か味方か｣の世界観が招く憂鬱なシナリオ戦争への危機――クルト・ドゥブーフの提言から

松尾秀哉

季刊現代の理論 DIGITAL (25) 2021年2月
ヨーロッパ・ポピュリズムの動向危惧される新しい東西対立

松尾秀哉

季刊現代の理論 DIGITAL (15) 2018年5月
「正念場の2019年? : 溶解するベルギーの柱状化社会」

松尾秀哉

龍谷大学社会科学研究所『社会科学研究年報』 (49) 223-231 2018年3月
欧州は新世代ポピュリストの大陸なのか「選択肢のない時代」で選択する責任

松尾秀哉

季刊現代の理論 DIGITAL (12) 2017年5月
「多極共存の国ベルギーの「苦悩」とポピュリズム」

松尾秀哉

『国際問題』 (2017年4月号) 2017年4月
吹き荒れるポピュリズムの行くえ仏大統領選後もせめぎあう合理と非合理

松尾秀哉

(13) 2017年3月
「ヨーロッパの華やかな小国・ベルギーがなぜ「テロの温床」になったのかーー自治と共存の伝統はいったいどこに…」

松尾秀哉

オンラインジャーナル『現代ビジネス』 2016年6月
「ベルギー多言語国家の苦悩」

松尾秀哉

『ふらんす』 (2016年6月号) 2016年5月
「ベルギーが「テロの温床」となるまで」

松尾秀哉

中央公論 (2016年6月号) 2016年5月
「西欧での分離独立運動の行方ーースコットランド独立住民投票の余波」

松尾秀哉

オンラインジャーナル『季刊・現代の理論』 (3) 2014年12月
「君主の政治的機能とベルギーの分裂危機―君主支配と市民の抵抗の相克―」

松尾秀哉

現代の理論 21(21) 191-200 2009年11月
「わが国の臓器移植法改正における新制度論の検討―フランスとベルギーの安楽死をめぐる判決の相違から発想をえて―」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所ニューズレター』 18(3) 6-9 2009年1月
「キリスト教民主主義論」

松尾秀哉

『形成』 (451-470) 2008年10月
「ベルギー・フランドル地域における歴史的建築物の修復・保存と日本の都市政策―『誇り』の比較政治学の可能性―」

松尾秀哉

『聖学院大学総合研究所ニューズレター』 18(1) 12-15 2008年7月
「ベルギーに兆すあらたな分離主義」

松尾秀哉

中央公論 (2014年11月号) 2004年11月

書籍等出版物

ポピュリズム、ナショナリズムと現代政治

渡辺博明 (担当:分担執筆, 範囲:「第5章ベルギーにおける「多極共存型民主主義の変容論」の再考」106ー122)

ナカニシヤ出版 2023年2月 (ISBN: 9784779517242)
NATO(北大西洋条約機構)を知るための71章

広瀬, 佳一 (担当:分担執筆, 範囲:「53章ベルギー、オランダとNATO 微妙に異なる生命線」、262-265)

明石書店 2023年2月 (ISBN: 9784750355382)
よくわかる比較政治学 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)

岩﨑正洋, 松尾秀哉, 岩坂将充 (担当:共編者(共編著者))

ミネルヴァ書房 2022年12月13日 (ISBN: 4623094642)
ベルギーの歴史を知るための50章

松尾, 秀哉 (担当:編者(編著者), 範囲:1-11,13,14,16-26,28,30,32,33-40,42-44,46,48-50, コラム1,3-5,7 総324ページ。)

明石書店 2022年9月 (ISBN: 9784750353791)
EUの規範とパワー

市川, 顕, 高林, 喜久生 (担当:分担執筆, 範囲:第8章分離独立運動とEUーーベルギーを例として, pp.147-165.)

中央経済社,中央経済グループパブリッシング (発売) 2021年3月 (ISBN: 9784502374012)
トライバル化する世界 : 集合的トラウマがもたらす戦争の危機

Debeuf, Koert, 小松崎, 利明, 武田, 健, 松尾, 秀哉, 臼井, 陽一郎 (担当:共訳)

明石書店 2020年12月 (ISBN: 9784750351261)
変わりゆくEU : 永遠平和のプロジェクトの行方

臼井, 陽一郎 (担当:分担執筆, 範囲:第6章ネオリベラリズムとデモクラシーの相克－EU・カナダ包括的経済貿易協定（CETA)におけるワロンの反乱)

明石書店 2020年4月 (ISBN: 9784750350035)
現代政治のリーダーシップ : 危機を生き抜いた8人の政治家

高橋, 直樹, 松尾, 秀哉, 吉田, 徹 (担当:共編者(共編著者), 範囲:第3章フェルホフスタットの政治的リーダーシップ―なぜ異質なリーダーが登場したのか)

岩波書店 2019年10月 (ISBN: 9784000010870)
教養としてのヨーロッパ政治

松尾秀哉 (担当:共編者(共編著者))

2019年6月
大統領制化の比較政治学

松尾秀哉 (担当:分担執筆, 範囲:多極共存型民主主義における大統領制化とその後)

ミネルヴァ書房 2019年5月
政治学

福井, 英次郎 (担当:分担執筆, 範囲:どこまでが地方の領分か？ーー地方自治と分権改革、pp.115－124)

世界思想社 2019年4月 (ISBN: 9784790717249)
ヨーロッパ現代史

松尾秀哉

ちくま新書 2019年4月
世界の陛下たちデモクラシーと王室・皇室

松尾秀哉 (担当:分担執筆, 範囲:「ベルギー国王とデモクラシーの紆余曲折君主を戴く共和国」)

ミネルヴァ書房 2018年9月
ダウン症をめぐる政治

キーロン・スミス (担当:共訳, 範囲:序章)

明石書店 2018年9月
『現代ベルギー政治連邦化後の20年』

松尾秀哉 (担当:共編者(共編著者), 範囲:「ベルギー政治における国王」)

ミネルヴァ 2018年5月
『入門政治学365日』

松尾秀哉 (担当:共編者(共編著者))

2018年4月
『連邦制の逆説？――連邦制は効果的な統治制度か』

松尾秀哉 (担当:共編者(共編著者), 範囲:「ベルギーにおける多極共存型連邦制の効果」)

ナカニシヤ出版 2016年6月
『野党とは何か――組織改革と政権交代の比較政治』

松尾秀哉 (担当:共著, 範囲:「ベルギー分裂危機への道―ーフランデレン・キリスト教民主主義政党の党改革―」)

ミネルヴァ 2015年8月
『経済危機下の分権改革―― 「再国家化」と「脱国家化」の間で』

松尾秀哉 (担当:共著, 範囲:「欧州危機下におけるベルギーの分権改革」)

2015年7月
『EUの規範政治グローバルヨーロッパの理想と現実』

松尾秀哉 (担当:共著, 範囲:「初代EU＜大統領＞ファンロンパイの合意型リーダーシップとその変容ーー大海に飛び出した井の中の蛙」)

ナカニシヤ出版 2015年6月

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講演・口頭発表等

吉田徹『居場所なき革命：フランス1968年とドゴール主義』（2022）から

松尾秀哉

吉田徹『居場所なき革命：フランス1968年とドゴール主義』（みすず書房、2022年）出版記念合評会 2023年4月14日招待有り
分離独立運動とEU－－ベルギーを例として

松尾秀哉

日本国際政治学会 2020年10月25日招待有り
「試論：なぜベルギーはテロの温床となったのか――もうひとつの『連邦制の逆説』？」

松尾秀哉

関西学院大学・産業研究所講演会 2017年10月14日招待有り
「多極共存型民主主義における大統領制化とその後――ベルギーの場合」

松尾秀哉

日本政治学会研究大会（法政大学） 2017年9月23日
「合意型民主主義における君主――ベルギーの場合」

松尾秀哉

日本政治学会研究大会（立命館大学） 2016年10月1日招待有り
「2014年のベルギー連立交渉――分裂危機の終焉か、新しいカオスのはじまりか」

松尾秀哉

日本政治学会研究大会（千葉大学） 2015年10月10日招待有り
「脱柱状化のなかの再柱状化？――ベルギーの事例から」

松尾秀哉

日本比較政治学会研究大会（神戸大学） 2013年6月22日招待有り
「冷戦とベルギー・キリスト教民主主義政党―分裂危機を念頭に」

松尾秀哉

日本政治学会研究大会（九州大学） 2012年10月7日招待有り
「ベルギーの政治空白と連邦化」

松尾秀哉

日本比較政治学会研究大会（日本大学） 2012年6月23日招待有り
「ベルギーの国家分裂危機－連邦化以降の政治的主体の行動変化」

松尾秀哉

日本比較政治学会研究大会（京都大学） 2009年6月28日招待有り
「ベルギーの国民統合とキリスト教民主主義―マリタンを鍵に」

松尾秀哉

日本基督教学会関東支部大会（聖学院大学） 2009年3月27日招待有り

担当経験のある科目(授業)

2018年9月 - 現在

リベラルアーツ特別講義（ヨーロッパの政治） (大同大学)
2022年9月 - 2023年8月

法政アクティブ・リサーチ (龍谷大学)
2021年9月 - 2021年9月

比較政治Ⅲ (名古屋大学)
2021年4月 - 2021年9月

西洋政治史 (東海大学)
地球社会 (清泉女子大学)
ヨーロッパ政治論 (龍谷大学)
西洋政治史 (龍谷大学)
比較政治学 (聖学院大学、北海学園大学、北海道大学)
地域研究（ヨーロッパ） (聖学院大学)
政治学 (聖学院大学,慶應義塾大学)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

ベルギーの多層的な政治空間における同時並行的な連立交渉の過程と帰結

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月

松尾秀哉
なぜブリュッセルはテロの巣窟と化したか――もう一つの「連邦制の逆説」？

科学研究費補助金基盤（C）一般 2018年4月 - 2023年3月

松尾秀哉
ＥＵの規範パワーの持続可能性に関する実証研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2017年4月 - 2021年3月

臼井陽一郎, 小山晶子, 小松崎利明, 武田健, 松尾秀哉, 小林正英, 東野篤子, 福海さやか, 市川顕, 吉沢晃
「『ベルギー型連邦制の強靱性と脆弱性』についての研究」

科学研究費補助金基盤（C）一般 2015年4月 - 2018年3月

松尾秀哉
「ベルギー連邦化改革の『意図せざる結果』」

科学研究費補助金基盤（C）一般 2012年4月 - 2015年3月

松尾秀哉
マルチレベル・ガバナンス化するヨーロッパの民主的構造変化の研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2011年4月 - 2014年3月

小川有美, 松尾秀哉, 若松邦弘, 仙石学, 中田晋自, 臼井陽一郎, 伊藤武, 野田省吾, 一ノ瀬佳也
「時間の比較政治学－合意形成のジレンマ」

科学研究費補助金基盤（C）一般 2009年4月 - 2012年3月

松尾秀哉
政治制度と市民的自己決定の間の齟齬―ベルギー型連邦制の脆弱性」

科学研究費補助金若手研究（スタートアップ） 2007年4月 - 2009年3月

松尾秀哉