MISC

2011年1月

精神科救急病棟における暴力事故および暴力事故予防に関する実態調査 患者・医療者の双方が安全で安心できる病棟づくりにむけて

日本看護学会論文集: 精神看護
  • 酒泉 昭裕
  • ,
  • 遠藤 敦子
  • ,
  • 半澤 亜美
  • ,
  • 宮村 桜
  • ,
  • 大橋 明子

41
開始ページ
77
終了ページ
80
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本看護学会

精神科救急病棟における暴力事故と予防に関する意識の実態を明らかにするための調査を行った。暴力事故報告書の結果から、暴力事故は職員の少ない時間帯や曜日、場所(個室・保護室)で発生する傾向にあることが明らかになった。暴力行為者は30〜40代女性が多く、診断名は統合失調症が最も多かった。精神科救急病棟に勤務する職員32人に対する意識調査から、暴力回避に用いられているディスエスカレーション技術のうち、信頼関係の構築を図る対人援助技術はとられているが、非言語的・言語的技術は意識されにくいことがわかった。病棟内教育として「スタッフの傾向をふまえたディスエスカレーション技術」「被暴力体験後のストレスについての理解とその対処」「臨床場面でとられている暴力予防策」に関する学習会を行ってゆく必要がある。

ID情報
  • ISSN : 1349-2985
  • 医中誌Web ID : 2011222561

エクスポート
BibTeX RIS