2020年3月
NDBオープンデータを用いたcommon skin disease研究の展望
皮膚病診療
- 巻
- 42
- 号
- 4
- 開始ページ
- 274
- 終了ページ
- 282
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- (株)協和企画
<文献概要>はじめに 「医療ビッグデータ」に基づく医学研究推進の重要性は,現在広く認知されるようになった.2008年の「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づいて整備されたレセプト情報・特定健診等情報データベース(National Database of Health Insurance Claims and Specific Health Checkups of Japan:NDB)は,厚生労働省により構築・運用されており,2016年からは「NDBオープンデータ」として一般公開されている.本稿では,NDBを有効活用するために必要な知識として,レセプト情報の特徴とNDBオープンデータの概要を紹介した後,common skin disease研究として具体例を提示し,NDBオープンデータを用いた研究の展望を述べる.
- ID情報
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- ISSN : 0387-7531
- 医中誌Web ID : 2020248095