論文

2018年

三次元解析を用いたテニスのサービス速度を高める動作要因の検討

太成学院大学紀要
  • 林 準平
  • ,
  • 黒田 岳志
  • ,
  • 西島 吉典

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0
開始ページ
101
終了ページ
110
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
学校法人 天満学園 太成学院大学

本研究は,サービス速度を高めるための動作要因を導き出すため,三次元動作解析法を用いて,各種テニス選手権の上位群および下位群に大別した男性選手のサービス動作を検討した。得られた結果を以下に要約する。①上位群の平均サービス速度(169.4±4.4km/h)は,下位群の値(135.6±23.6 km/h)より有意に高値を示した。②上位群の左股関節伸展角速度最大値が出現するタイミングは,下位群に比し,有意にインパクトに近い局面で出現した。③上位群の角速度最大値が出現する順序性と下位群のそれには相違が認められた。④上位群の両肩右回旋角度および両膝左旋回角速度と,下位群のそれらとの間には有意な群間差が認められた。これらのことから,今回対象とした下位者のサービス速度を上位者の値に近づけるためには,膝および股関節運動の出現タイミングを上位群のそれに近似させるとともに,両肩右回旋角度および両膝左回旋角速度の増大を目指すことが重要であると示唆された。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130006606839
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000386399866

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