2014年4月 - 2017年3月
BMIを用いたペダリング型下肢運動リハビリテーションシステムの構築と有用性の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、神経原性の下肢麻痺患者を対象とし、患者が麻痺足を動かそうとする意図をBMI技術を用いて実時間予測し、患肢を固定したペダリング装置をモータやFESで強制的に回転させる事により、患肢も意図通り動かしてやるというリハビリ装置の構築とその有用性の検討を行ったもので、健常人と脊髄損傷患者を被験者として脳波α,β帯域のERDにより動作意図を実時間検出し装置の駆動を行った。装置の臨床効果に関してはまだ検証を要するが、脊髄損傷患者が、ペダル漕ぎ、及び静止状態をイメージした際の判別正答率は、症例によるが、健常な被験者のそれと同等の良好な成績(約70%)が得られており、その有用性が示されたと考えている。
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- 課題番号 : 26282162
- 体系的課題番号 : JP26282162
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Journal of Neural Engineering 18(1) 016022-016022 2021年2月1日 査読有り筆頭著者責任著者