基本情報

所属
専修大学 文学部日本文学文化学科 講師
学位
博士(学術)(東京大学)
修士(文学)(学習院大学)

連絡先
mizukiuno312g.ecc.u-tokyo.ac.jp
J-GLOBAL ID
201501017710846613
researchmap会員ID
B000246162

漢字文化圏における説話表象の機能について関心を持っています。文字テクスト、声、図像、儀礼といった説話が具体化される諸相とその及ぼす効果までを含めて「説話表象」と考えることで、説話が生きられた空間を立ち上げ、その意味機能について明らかにすることを目指しています。これまで、日本と中国における前近代までの孝子説話の発生、展開・変容について、図像、語り、出版メディアという三つの場に着目しながらこの問題を考えてきました。現在は、説話の生きられた空間が保存されている点で重要な意義を有する江戸期の寺社建築装飾彫刻に着目し、説話画の空間的配置と機能の解明に取り組むとともに、室町から江戸初期にかけての和漢の言葉と絵画の交叉の問題を、故事人物と自然表象の関わりという観点から考察しています。

経歴

  16

主要な論文

  19

MISC

  6

書籍等出版物

  13

講演・口頭発表等

  33

Works(作品等)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

社会貢献活動

  2

その他

  1
  • 2019年2月 - 2019年2月
    小林康夫×中島隆博『日本を解き放つ』(2019年2月、東京大学出版会)書評会にて、コメンテーターとして批評を行った(東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館コラボレーションルーム1にて、「共生のための国際哲学研究センター(UTCP)」主催)。