宇野 瑞木
ウノ ミズキ (uno mizuki)
更新日: 07/22
基本情報
- 所属
- 専修大学 文学部日本文学文化学科 准教授
- 学位
-
博士(学術)(東京大学)修士(文学)(学習院大学)
- 連絡先
- mizukiuno312g.ecc.u-tokyo.ac.jp
- J-GLOBAL ID
- 201501017710846613
- researchmap会員ID
- B000246162
漢字文化圏における説話表象の機能について関心を持っています。文字テクスト、声、図像、儀礼といった説話が具体化される諸相とその及ぼす効果までを含めて「説話表象」と考えることで、説話が生きられた空間を立ち上げ、その意味機能について明らかにすることを目指しています。これまで、日本と中国における前近代までの孝子説話の発生、展開・変容について、図像、語り、出版メディアという三つの場に着目しながらこの問題を考えてきました。現在は、説話の生きられた空間が保存されている点で重要な意義を有する江戸期の寺社建築装飾彫刻に着目し、説話画の空間的配置と機能の解明に取り組むとともに、室町から江戸初期にかけての和漢の言葉と絵画の交叉の問題を、故事人物と自然表象の関わりという観点から考察しています。
研究分野
2経歴
17-
2024年4月 - 現在
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2022年4月 - 2024年3月
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2021年6月 - 2022年3月
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2020年4月 - 2022年3月
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2018年4月 - 2022年3月
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2019年2月 - 2021年5月
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2017年4月 - 2019年3月
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2016年4月 - 2019年1月
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2014年9月 - 2018年3月
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2017年8月 - 2017年12月
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2010年4月 - 2014年10月
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2013年9月 - 2013年11月
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2009年10月 - 2010年3月
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2004年4月 - 2010年3月
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2008年5月 - 2009年9月
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2006年1月 - 2006年3月
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2005年1月 - 2005年3月
学歴
4-
2013年4月 - 現在
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2004年4月 - 2010年3月
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2001年4月 - 2003年3月
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1997年4月 - 2001年3月
主要な論文
19-
島尾新・宇野瑞木・亀田和子編『和漢のコードと自然表象――十六、七世紀の日本を中心に』 246 30-45 2020年3月30日
-
『東洋文化研究所紀要』(東京大学東洋文化研究所) 177 1-49 2020年3月 査読有り
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岡田貴憲・桜井宏徳・須藤圭編『ひらかれる源氏物語』(勉誠出版) 322-343 2017年11月 招待有り
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『東方学』 122(122) 47-65 2011年7月 査読有り
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『表象文化論研究』 (8) 100-133 2009年3月 査読有り
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『説話文学研究』 (42) 54-71 2007年7月 査読有り
-
『中国――社会と文化』 (22) 106-130 2007年6月 査読有り
-
『浮世絵芸術』 (147) 55-71 2004年1月 査読有り
MISC
6-
『日本中國學會 二〇二二年度 研究集錄・書評シンポジウム報告』 35-42 2023年3月 招待有り
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『歴史評論』 (855) 88-92 2021年7月 招待有り
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-
東京大学東アジア藝文書院(EAA) 2020年3月
書籍等出版物
14-
花鳥社 2024年3月
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文学通信 2024年2月
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論創社 2022年9月 (ISBN: 9784846021351)
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東京大学東アジア藝文書院(EAA) 2022年3月
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東京大学東アジア藝文書院(EAA) 2022年3月
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文学通信 2021年3月
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勉誠出版 2020年3月
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復旦大学出版社 2018年6月
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平凡社東洋文庫 2016年9月
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大月書店 2016年2月
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勉誠出版 2016年2月
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東京堂出版 2008年
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東京書籍 2006年9月
講演・口頭発表等
33-
伝承文学研究会 第485回東京例会(國學院大學渋谷キャンパス) 2023年4月22日 招待有り
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AAS (The Association for Asian Studies) 2022年3月27日
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画像電子学会 第2回 デジタルミュージアム・人文学(DMH)研究会「デジタルアーカイブ」 2021年9月17日 招待有り
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東洋大学日本文学文化学会 2021年度大会 2021年7月24日 招待有り
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説話文学会・12月例会・シンポジウム「ベトナムの漢文説話を読む――『嶺南摭怪列伝』を中心に」 2020年12月12日 招待有り
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東京大学東アジア藝文書院(EAA)オンラインワークショップ「石牟礼道子の世界をひらく」 2020年9月4日
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東京大学東アジア藝文書院(EAA)ワークショップ「感染症と文学」 2020年8月26日 招待有り
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さんごの会(第三次)第23回例会(立教大学) 2020年1月12日
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EAA Workshop “Chinese and Japanese Ethics: History and Prospects” 2019年12月17日 招待有り
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画像電子学会・デジタルサイネージとインタラクション(DSG)研究会 第10回DSGワークショップ 2019年12月4日 招待有り
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伝承文学会 第461回東京例会 2019年11月9日
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PKU-UTokyo Joint Program of East Asian Studies Launching Conference & Young Scholar Workshop 2019年3月22日 招待有り
-
ワークショップ「和漢の故事人物と自然表象」(「室町期における「人物故事」と「自然」表象の研究――和漢のことばと絵の交叉」(代表者:宇野瑞木 科学研究費・若手研究)・「前近代日本の造形文化における古典知の構築」(代表者:佐野みどり 学習院大学人文科学研究所・共同研究プロジェクト)共催) 2018年12月23日
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ハノイ大学主催「グローバル化時代における日本語教育と日本研究」 2018年10月17日
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さんごの会「未踏の地/知に分け入る」第三回(立教大学) 2018年7月22日
-
Asian Studies Conference Japan 2018年6月30日
-
朝鮮漢文会 2017年6月9日
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第57回研究例会「前近代東アジアにおける術数文化の伝播・展開ーー日本と朝鮮半島を中心として」 2016年10月 招待有り
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歴史コミュニケーション研究会ワークショップ(東海大学) 2016年8月
-
伝承文学研究会・第410回東京例会 2013年11月
担当経験のある科目(授業)
14-
2018年4月 - 2022年3月
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2021年7月 - 2021年7月
-
2013年9月 - 2013年11月
Works(作品等)
1-
2021年3月 - 現在 その他
共同研究・競争的資金等の研究課題
6-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2024年4月 - 2028年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究 2021年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 平成30年度 若手研究 若手研究 2018年4月 - 2020年3月
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日本学術振興会 特別研究員奨励費 2016年4月 - 2019年3月
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日本学術振興会 科学研究費補助金(研究成果公開促進費)「学術図書」 2015年4月 - 2016年3月
-
日本学術振興会 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費 2010年4月 - 2014年10月
その他
1-
2019年2月 - 2019年2月小林康夫×中島隆博『日本を解き放つ』(2019年2月、東京大学出版会)書評会にて、コメンテーターとして批評を行った(東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館コラボレーションルーム1にて、「共生のための国際哲学研究センター(UTCP)」主催)。
社会貢献活動
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