2015年
スギ針葉における雨水遮断損失量に関する予備実験
水文・水資源学会誌
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- 巻
- 28
- 号
- 6
- 開始ページ
- 291
- 終了ページ
- 297
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3178/jjshwr.28.291
- 出版者・発行元
- THE JAPAN SOCIETY OF HYDROLOGY AND WATER RESOURCES
間伐によって林地に残置されたスギ針葉の遮断損失率を検討するために，貯留型雨量計を用いて予備実験を行った．遮断損失率はスギ針葉量が増加するに応じて増加し，雨量が変数である一次分数式で示された．スギ針葉の遮断損失率は貯留型雨量計の受水口面積換算の単位面積当たり，乾重量が10 t ha<sup>-1 </sup>で2.7 ％，乾重量が20 t ha<sup>-1 </sup>で5.4 ％と推定された．今後，間伐による林地残材のスギ針葉が遮断損失量に及ぼす影響を評価することが重要と考えられた．
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3178/jjshwr.28.291
- ISSN : 0915-1389
- J-Global ID : 201502205954559760
- CiNii Articles ID : 130005112379
- identifiers.cinii_nr_id : 9000311505157