基本情報

所属
東京大学 総合研究博物館
学位
学士(経済学)(2021年3月 慶應義塾大学)

連絡先
yoshimuraum.u-tokyo.ac.jp
J-GLOBAL ID
201901000604655264

なぜ生命は進化するのか――生命の最も顕著な特徴は、その目くるめくほどの多様性にあります。そして、この多様性は、無数の独立な進化系列それぞれに生じた適応の結果として見ることができます。遺伝子から表現型まで、さまざまなレベルでの進化の仕組みや法則が分かれば、生命の普遍的な特徴や多種多様な生物の存在への理解に繋がります。生物多様性と進化の関係を理解することが私の目標です。

 

軟体動物・貝類は、水深8000mの超深海から淡水の湖や河川・陸上の高山まで、生息域を汎地球的に広げる動物です。その繁栄の歴史は、カンブリア紀から現在に至るそれぞれの時代において、貝殻の化石を通じて垣間見ることができます。さらに、種数においても昆虫に次いで地球で二番目に多い動物として知られています。このような生息環境(生態系)・化石記録・種(遺伝子)において高い多様性を持つ軟体動物を例に、(1)多様な生息環境への進化的放散と適応、(2)化石を用いた古環境・古生態の復元、(3)多様な形態・模様にみる生活史戦略上の法則、(4)工学手法を用いた外骨格の機能形態性の4つの観点から自然史研究を進めています。

 

このように私の研究は、生物がどのように環境に適応し、進化してきたかという生物学・古生物学のテーマをメインにしています。最近は、材料学(極限環境のバイオマテリアル)・構造力学(貝殻の強度モデル)・考古学(遺物の同位体比分析)・水産学(真珠の養殖・加工)などの学際的な視点から生物多様性を捉えることにも取り組んでいます。以上の研究を通じて、同様のテーマを持つ研究者だけでなく、他分野の研究者、そして一般の方々にも、興味を持っていただけることを目指しています。


学歴

  5

論文

  3

講演・口頭発表等

  13

社会貢献活動

  4

メディア報道

  5

その他

  1