2015年
段階的整理と欧米型整理論の比較:方法論の違いと出所及び原秩序尊重原則の解釈
アーカイブズ学研究
- 巻
- 23
- 号
- 0
- 開始ページ
- 4
- 終了ページ
- 22
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.32239/archivalscience.23.0_4
- 出版者・発行元
- 日本アーカイブズ学会
<p>本稿は、欧米の編成記述の手続きを欧米型整理論と呼称し、それと日本の方法論である段階的整理を比較し、両者の違いを明らかにすることを目的とする。まず段階的整理の原点を見直し、その発展はマイケル・クック氏の議論に大きく依拠していた事実を指摘する。次にクック氏の著書、アメリカ、フランス及びICAのマニュアルを検証し、欧米型整理論の詳細を示すとともに段階的整理との比較を行う。最後に、アーカイブズ学の基礎である出所と原秩序の尊重が当時の欧米のアーキビストにどのように認識されていたかについて1964年のICA大会の報告に依拠して振り返り、方法論の背景を探る。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.32239/archivalscience.23.0_4
- ISSN : 1349-578X
- CiNii Articles ID : 130007794234
- CiNii Books ID : AA12003704