基本情報

所属
立命館大学 政策科学部 准教授
学位
博士(政治学)(2021年3月 早稲田大学)

J-GLOBAL ID
201801000766561657
researchmap会員ID
B000297889

ユルゲン・ハーバーマス、アクセル・ホネットを中心に現代ドイツの政治哲学、社会哲学を研究しています。現在は以下二つの研究に取り組んでいます。

 

①批判理論における「批判」の意味を問う:ハーバーマスやホネットは批判理論の理論家として知られていますが、そもそも批判とはどのような営みであるのかは十分明らかになっていません。そこで、批判とは「誰が」「何を」「どのように」批判する営みであるのかという方法論的な問いに取り組んでいます。日常的な批判と理論家が行う批判との関係や、不正義を効果的に批判するために依拠すべき規範の性質について論じています。

主要文献:『「批判」の政治理論―ハーバーマスとホネットにおける批判の方法論』勁草書房(2023年8月)

 

②批判理論とフェミニズム哲学、人種の哲学の接合可能性を問う:フェミニズム哲学と人種の哲学が分析対象としているさまざまな不正義を、批判理論の観点からいかにして批判しうるかを探究しています。第一に、ミランダ・フリッカーによって提唱された「認識的不正義」を、とりわけホネットの承認論をベースに批判することに取り組んでいます。女性や黒人に対するステレオタイプ的なアイデンティティが、いかにして承認欲求と結びついて社会構造的に再生産されているかという問題を論じています。第二に、資本主義経済が性差別や人種差別に与える影響についての研究に取り組んでいます。とりわけハーバーマスやフレイザー等の資本主義論に依拠しながら、複合的な不正義や権力現象を批判することを課題にしています。

主要文献:Recognition, Power, and Trust: Epistemic Structural Account of Ideological Recognition, Constellations (2023年8月、Link)


論文

  8

MISC

  4

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  8

所属学協会

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

その他

  2