辻佐保子 (Sahoko Tsuji) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 静岡大学人文社会科学部講師

学位: 修士（文学）(早稲田大学)
博士（文学）(2024年2月早稲田大学)

J-GLOBAL ID: 201401016495181660
researchmap会員ID: B000239316

外部リンク: https://www.tumblr.com/blog/2gsahoko-intermission

アメリカン・ミュージカルの研究者です。
ステージ・ミュージカルの劇作法を、ラジオやテレビというメディアでの実践との交錯に注目して研究を進めています。現在は、ベティ・コムデンとアドルフ・グリーンと、エイブ・バロウズを研究対象としています。

研究キーワード

12

研究分野

4

経歴

8

2023年4月 - 現在

静岡大学, 人文社会科学部, 講師
2020年4月 - 2023年3月

早稲田大学, 文学学術院, 講師（任期付）
2018年4月 - 2020年3月

早稲田大学, 坪内博士記念演劇博物館, 招聘研究員
2015年4月 - 2018年3月

早稲田大学, 文学学術院文化構想学部, 助手
2012年4月 - 2018年3月

早稲田大学, 文学研究科, 博士後期課程
2014年9月 - 2015年3月

ニューヨーク市立大学, マーティン・E・セーガル演劇センター, 客員研究員
2014年4月 - 2015年3月

日本学術振興会, 特別研究員
2010年4月 - 2012年3月

早稲田大学, 文学研究科, 修士課程

学歴

3

2012年4月 - 2018年3月

早稲田大学, 文学学術院, 表象・メディア論コース
2010年4月 - 2012年3月

早稲田大学, 文学研究科, 表象・メディア論コース
2006年4月 - 2010年3月

慶応義塾大学, 文学部, 美学美術史学専攻

委員歴

2

2021年4月 - 現在

西洋比較演劇研究会, 広報
2023年4月

日本アメリカ文学会東京支部, 分科会世話人

論文

10

50

「振り返ってよ」 -- 『燃ゆる女の肖像』の音楽と幻影に見る回想のドラマトゥルギー

辻佐保子

『WASEDA RILAS JOURNAL』 (10) 368-373 2022年10月筆頭著者
ミュージカルにおける「歌の不在」の機能と意義 -- 『オン・ザ・タウン』の劇作法について

辻佐保子

『アメリカ演劇』 (32) 22-43 2021年9月査読有り
‘Salute to Radio’: The self-reflexive artistry of Betty Comden and Adolph Green in Fun with the Revuers

辻佐保子

Studies in Musical Theatre 14(2) 149-161 2020年9月査読有り筆頭著者
ミュージカル『ビリオン・ダラー・ベイビー』における号外の機能とその劇的意義について

辻佐保子

表象・メディア研究 (7) 53-74 2017年3月査読有り筆頭著者
2296

ミュージカル『特急二十世紀号に乗って』における楽曲の機能 - スクリューボール・コメディからの翻案という背景を踏まえて

辻佐保子

早稲田大学大学院文学研究科紀要 59(3) 159-175 2014年3月査読有り
133

The Presence of Physicality Indicated through Skew Lines of the Narrative and the Form

辻佐保子

演劇映像学 143-159 2014年3月査読有り
224

"Time is Precious Stuff" - ミュージカル『オン・ザ・タウン』における時間表象についての考察

辻佐保子

演劇映像学 33-46 2013年3月査読有り
電話・俳優・「パフォーマティブ」な演劇のモード - ミュージカル『ベルがなっている』論

辻佐保子

表象・メディア研究 (3) 79-98 2013年3月査読有り
二〇〇〇年代の「古き良きミュージカル・コメディ映画」 : 『プロデューサーズ』論

辻佐保子

映画学 (26) 51-71 2012年
ミュージカル映画における不可能性をめぐって : 『プロデューサーズ』(二〇〇五)分析

辻佐保子

映画学 (25) 92-106 2011年

MISC

19

【映画評】音楽へ新たに加わることをめぐって -- セリーヌ・シアマ監督作品における踊ること、歌うこと、聴くこと

辻佐保子

『ユリイカ』 54(12) 180-189 2022年9月招待有り筆頭著者
【インタビュー】演出家ケイティ・ミッチェルに聞く〜ドビュッシーのオペラ『ペレアスとメリザンド』（新国立劇場）を演出

辻佐保子

SPICEエンタメ特化型情報メディア 2022年6月招待有り筆頭著者
【映画評】ひとりの踊りに織り込まれたドラマ -- 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』レビュー

辻佐保子

『TOKYO ART BEAT』 2022年3月招待有り筆頭著者
二〇二一年のミュージカル

辻佐保子

『悲劇喜劇』 (3) 52-53 2022年2月招待有り筆頭著者
【劇評】「なぜこんなことになった？」 -- 『メリリー・ウィー・ロール・アロング』に織り込まれたアメリカン・ミュージカルの歴史

辻佐保子

『悲劇喜劇』 106-107 2021年8月
【インタビュー】新国立劇場の新制作オペラ『カルメン』を演出するアレックス・オリエに聞く

辻佐保子

SPICE エンタメ特化型情報メディア 2021年7月
555

【書評】日比野啓著『アメリカン・ミュージカルとその時代』

辻佐保子

『演劇学論集』 72 172-179 2021年6月
94

「公的支援の網の目 -- イギリス（特にイングランド）の舞台芸術政策に対するCOVID-19の影響」

辻佐保子

「COVID-19影響下の舞台芸術と文化政策 -- 欧米圏の場合」報告冊子 12-16 2021年5月
33

「イギリス（特にイングランド）の場合

辻佐保子

「COVID-19影響下の舞台芸術と文化政策 -- 欧米圏の場合」 15-16 2021年3月
「声とイメージの密なる関係 - 現代インド映画のプレイバック・システム」

辻佐保子

ユリイカ 206-212 2018年6月招待有り
情けなさに踏みとどまって

辻佐保子

ユリイカ 2017年1月招待有り
スコット・マクミリン『ドラマとしてのミュージカル』

辻佐保子

表象・メディア研究 (6) 111-114 2016年3月
素材としてのテクスト、揺るがされる観客 -- TRワルシャワ版『4.48 サイコシス』

辻佐保子

ワンダーランド 2014年12月
未完成な幽霊、不完全な"GH( )ST"

辻佐保子

ワンダーランド 2014年11月
Tangled Cord, Strangled York, Mediated Tudor -- 1970年代終盤の『リチャード三世』

辻佐保子

ワンダーランド 2014年9月
劇評もたれあう父子に見る人類と科学の姿

辻佐保子

ワンダーランド 2014年4月
劇評闘争の末のヒューマニズム : 『ウォー・ホース』リンカーン・センター公演

辻佐保子

Theatre arts. 第三次 : 演劇批評誌 : 劇と批評の深化のために (52) 75-77 2012年
劇評なぜ語り手の死で締めくくられなければならなかったのか : ウィーン・ミュージカル『エリザベート』韓国公演を見て

辻佐保子

Theatre arts. 第三次 : 演劇批評誌 : 劇と批評の深化のために (51) 115-117 2012年
1+3=1+23 - - ベドラム・シアター『聖ジョーン』

辻佐保子

演劇批評サイトワンダーランド

書籍等出版物

2

演劇と音楽

森, 佳子(フランス劇音楽), 奥, 香織, 新沼, 智之, 萩原, 健 (担当:分担執筆, 範囲:第10章「コムデン＆グリーンはいかにして「統合」と向き合ったか」)

森話社 2020年6月 (ISBN: 9784864051484)
ベスト・プレイズII 西洋古典戯曲13選

西洋比較演劇研究会 (担当:分担執筆, 範囲:年表)

論創社 2020年2月 (ISBN: 9784846018825)

講演・口頭発表等

20

「私を振り返って-『燃ゆる女の肖像』における想起と音楽」

辻佐保子

早稲田大学総合人文科学研究センター「イメージ文化史」主催ワークショップ「私たちは立ち上がる-『燃ゆる女の肖像』における生の取り戻し」 2022年1月29日招待有り
「演劇とラジオが交わる時 – ミュージカルBillion Dollar Baby (1945) の号外場面に着目して」

辻佐保子

日本アメリカ文学会東京支部 2021年11月13日招待有り
「交錯する原点 -- ラジオでの経験とミュージカルでの模索が織り込まれた『オン・ザ・タウン』」

辻佐保子

早稲田表象・メディア論学会 2021年6月19日
「プラットフォームとしてのオンライン、媒体としてのオンライン：イギリスとアメリカの事例から」

辻佐保子

西洋比較演劇研究会12月オンライン例会 2020年12月12日
『演劇と音楽』合評会

辻佐保子

西洋比較演劇研究会10月オンライン例会 2020年10月10日
制約という跳躍板 ――Betty Comden & Adolph Green作品を貫く劇作法とそのミュージカル史上の意義

辻佐保子

日本アメリカ演劇学会全国大会 2019年8月24日
ミュージカルの劇作法とラジオの関係 - 『ファン・ウィズ・ザ・レヴュワーズ』における語りと歌の機能分析

辻佐保子

表象文化論学会 2018年7月8日
Another Medium, Altered Functions of Singing: Analysing Comden and Green's Dramaturgy of "Fun with the Revuers"

辻佐保子

Song, Stage, and Screen XIII 2018年6月3日
ミュージカル『わたしは真悟』(2015) のロボット「真悟」の表象における身体とテクノロジーの関係」

辻佐保子

UCLA Technlogies of East Asian Performance Graduate Student Roundtable 2018年3月29日
「教養教育としての演劇の可能性」

辻佐保子

日本演劇学会全国大会 2017年6月4日
ベティ・コムデン&アドルフ・グリーン作品における反-感情同化への志向とその意義について -- 舞台版『雨に唄えば』の分析を中心に

辻佐保子

早稲田表象・メディア論学会 2016年11月19日
Interplays between dramatising the past and creating a musical show in Billion Dollar Baby

辻佐保子

国際演劇学会 2016年6月13日
ベティ・コムデン＆アドルフ・グリーン作品における複製メディアの機能とその変容についての考察

辻佐保子

西洋比較演劇研究会 2015年12月19日
「ミュージカル・コメディ」と「ミュージカル・プレイ」のあわいで - ミュージカル『ビリオン・ダラー・ベイビー』における形式の趣向に対する考察

辻佐保子

表象文化論学会 2015年11月7日
Struggle and Conflict for Clarifying Differences Between Theatre and Film in the Stage Version of Singin' in the Rain

辻佐保子

国際演劇学会 2014年7月28日
The Affirmation of Physical Presence: An Analysis of Skew Lines between the Narrative and the Form in Fade Out-Fade In

辻佐保子

西洋比較演劇研究会 2014年1月11日
メディア・俳優・「パフォーマティブ」な演技のモード - ミュージカル『ベルがなっている』における電話の問題

辻佐保子

早稲田表象・メディア論学会 2013年11月23日
How On the Town Represents the Wartime Spirits as a Musical Comedy

辻佐保子

国際演劇学会 2013年7月22日
交差するスクリューボールとミュージカル - メタ・ミュージカルとして読み解く『特急二十世紀号に乗って』

辻佐保子

日本演劇学会 2013年6月22日
ミュージカル映画『プロデューサーズ』におけるジャンルに対する自己言及の表象について

辻佐保子

日本演劇学会 2012年6月16日

担当経験のある科目(授業)

17

2023年4月 - 現在

英語コミュニケーション (静岡大学)
2023年4月 - 現在

課題研究 I (静岡大学)
2023年4月 - 現在

課題演習I (静岡大学)
2023年4月 - 現在

アメリカ文学文化基礎読解II (静岡大学)
2023年4月 - 現在

舞台芸術研究IIIA (明治大学)
2023年4月 - 現在

地域文化論：アメリカ (日本女子大学)
2022年9月 - 現在

米文学演習XII (慶應義塾大学)
2022年4月 - 現在

米文学演習XI (慶應義塾大学)
2020年9月 - 2023年2月

アメリカン・ミュージカルと「語り／騙り」の文化史 (早稲田大学)
2020年4月 - 2022年9月

アメリカン・ミュージカル表現史 (早稲田大学)
2019年4月 - 2022年9月

女性学 (慶應義塾大学)
メディア演劇論（音声メディアの機能から見るミュージカル） (早稲田大学文化構想学部)
舞台芸術 (聖学院大学)
Reading (東洋大学)
芸術学特殊講義IV（ミュージカルの表現に対するテクノロジーの関わり） (成城大学文芸学部)
演劇史I&II (開智国際大学リベラルアーツ学部)
米文学演習12（アメリカン・ミュージカルにおけるジェンダーとセクシュアリティの表象） (慶応義塾大学文学部)

所属学協会

8

共同研究・競争的資金等の研究課題

4

エイブ・バロウズのミュージカルにおけるラジオからの継承と変容：劇作法に着目して

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月

辻佐保子
コムデン&グリーン作品における女性キャラクターの表象から見る楽曲の劇的機能の研究

早稲田大学特定課題B 2017年7月 - 2018年3月

辻佐保子
ベティ・コムデンとアドルフ・グリーンの舞台作品におけるラジオと映画での活動の影響

早稲田大学特定課題 2015年4月 - 2016年3月

辻佐保子
「ミュージカルにおけるナンバーの存在意義とは何か：コムデン&グリーンの作品研究」

日本学術振興会 2014年4月 - 2015年3月

辻佐保子

その他

3

ラウンドアバウト・シアター・カンパニー教育部門ドラマトゥルクへのインタビュー

2015年3月 - 2015年3月

2015年3月10日に、ニューヨークを拠点とする非営利製作会社ラウンドアバウト・シアター・カンパニーの教育部門ドラマトゥルクを務めるテッド・ソッド氏にインタビューを敢行。インタビュー内容は以下の通り。 1. ラウンドアバウト版『特急二十世紀号に乗って』について 2. 非営利製作会社としてのミッションと展望
カルチュラル・モビリティ・シンポジウムのボランティア・スタッフ

2015年1月 - 2015年1月

2015年1月10日に行われた、カルチュラル・モビリティ・シンポジウムにてボランティア・スタッフとして活動。
演劇フェスティバルPreludeボランティア・スタッフ

2014年10月 - 2014年10月

2014年10月8日から10日にかけてニューヨーク市立大学マーティン・E・セーガル演劇センターで開催された演劇フェスティバルPreludeでボランティア・スタッフとして活動。