MISC

2004年6月

【Modalityの違いによる脳機能解析 言語機能を中心に】 開口合成法を用いたMEGによる言語関連領野の時空間・周波数解析

臨床神経生理学
  • 平田 雅之
  • ,
  • 加藤 天美
  • ,
  • 井原 綾
  • ,
  • 依藤 史郎
  • ,
  • 吉峰 俊樹

32
3
開始ページ
192
終了ページ
197
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本臨床神経生理学会

健常被験者に対する単語黙読課題時の脳律動変化の時空間解析,脳磁図解析法を用いた脳外科患者の言語優位半球推定とアミタールテストとの比較,動詞時制変換時の高周波律動の変化について検討した.3文字平仮名単語視覚提示の黙読課題では後頭葉から頭頂側頭葉を経て前頭葉に至る脳律動変化を認め,臨床的には言語優位半球同定に有用であった.視覚提示された動詞を過去形に変換する課題では左中下前頭葉および縁上回が早期から脱同期し,これらの領域が時制変換に関与することが示唆された

ID情報
  • ISSN : 1345-7101
  • 医中誌Web ID : 2004237579

エクスポート
BibTeX RIS