2013年4月 - 2017年3月
超音速ガスジェットレーザー分光法を用いた新しい電磁モーメント測定手法の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(A) 若手研究(A)
理化学研究所仁科加速器研究センターにある超伝導RIビーム分離生成装置BigRIPS第2焦点面スリット部分で除去されるRIビームを収集して低速RIビームを生成する世界に前例のない装置(パラサイトレーザーイオン源:PALIS)を考案し完成させた。この装置は共鳴イオン化によって低速RIビームを生成することと超音速ガスジェットレーザー分光法を用いた電磁モーメント測定実験を行う両面を備える。これまで当PALIS装置を用いた実験がBigRIPSメイン実験と干渉なく共存できることを証明した。これによりBigRIPSが生成する世界最高強度のRIビームを使って広範囲な電磁モーメント測定に着手する体制を確立した。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 25707022
- 体系的課題番号 : JP25707022