MISC

2008年12月

熱化学法ISプロセスにおける閉サイクル連続水素製造シミュレーション

Proceedings of 16th Pacific Basin Nuclear Conference (PBNC-16) (CD-ROM)
  • 久保 真治
  • ,
  • 笠原 清司
  • ,
  • 佐藤 博之
  • ,
  • 今井 良行
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  • 岩月 仁
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  • 田中 伸幸
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  • 宮下 礼子*
  • ,
  • 田子 康弘*
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  • 小貫 薫

開始ページ
6
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記述言語
英語
掲載種別

固有の閉サイクル性のため熱化学法ISプロセスにて安定した水素製造を行うためには困難が伴う。これは本プロセスを実用化学プラントとして成立させるための重要な課題である。ヘリウムガス加熱にて駆動されるISプロセスにおいて、水素発生量, 酸素発生量及び原料水供給量の割合を水分解量論比に一致させる運転技術を開発した。本方法は、ブンゼン反応溶液の組成計測に基づき、二つの吸熱工程へ適切な熱量を配分するものである。本方法を組み込み、かつ、全反応工程を結合した閉サイクルプロセスを高温ヘリウムガスで駆動したプロセスシミュレーションを実施した。ヘリウムガス条件の変動に対し、化学量論的な水素及び酸素発生速度,原料水供給速度が得られたことから、本方法の有効性の見通しを得ることができた。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5014405

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