論文

査読有り
2020年5月

熱化学法ISプロセスにおける耐食機器の信頼性向上

Nuclear Engineering and Design
  • 上地 優
  • ,
  • 野口 弘喜
  • ,
  • 竹上 弘彰
  • ,
  • 田中 伸幸
  • ,
  • 岩月 仁
  • ,
  • 笠原 清司
  • ,
  • 久保 真治

361
開始ページ
110573\_1
終了ページ
110573\_6
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1016/j.nucengdes.2020.110573

原子力機構では、原子力を用いた水素製造法として、高温ガス炉の熱利用法として有力候補の一つである熱化学法ISプロセスに関する研究開発を実施している。グラスライニング鋼材は、耐食性と構造強度を両立した実用工業材料であり、ISプロセスにおける候補材料のひとつである。本報では、グラスライニング製品の信頼性向上に関する技術的要件を整理し、製造品質の向上を図るとともに、試作したグラスライニング製熱電対保護管に対して、ガラス層のFEM応力解析, 熱サイクル試験, 曲げ荷重試験、及び試験片による腐食試験を行い、プロセス環境における健全性を確認した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1016/j.nucengdes.2020.110573
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5068764
ID情報
  • DOI : 10.1016/j.nucengdes.2020.110573
  • ISSN : 0029-5493

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