2017年1月25日
バイオマスを応用した吸音材料に関する研究(音響粒子速度センサを用いた稲藁の斜め入射吸音率の測定)
日本機械学会論文集
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- 巻
- 83
- 号
- 845
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 14
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1299/transjsme.16-00344
- 出版者・発行元
- 日本機械学会
本論文においては,稲藁を束ねた吸音構造を,音波入射方向に対して斜めに配置した吸音材料ならびに,自由場における垂直及び斜め入射吸音率についても併せて報告する.稲藁を垂直方向に配置した試料と,斜め方向に配置した試料のいずれにおいても,自由場での垂直入射吸音率は音響管による結果に近い.稲藁を垂直方向に配置した試料と,斜め方向に配置した試料のいずれにおいても,自由場での斜め入射吸音率の吸音ピークは垂直入射吸音率に比べて高周波数側にシフトし,吸音カーブは高周波数域において平坦になる.これらのことより,稲藁製吸音材料が入射面に細孔を有する吸音材料として機能していると考えられる.
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.1299/transjsme.16-00344
- J-GLOBAL
- https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201702249785195639
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130005303906
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/browse/transjsme/-char/ja/
- URL
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/transjsme/83/845/83_16-00344/_article/-char/ja/
- ID情報
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- DOI : 10.1299/transjsme.16-00344
- ISSN : 2187-9761
- J-Global ID : 201702249785195639
- CiNii Articles ID : 130005303906