2002年
小児専門病院の看護者の説明行動の実態とその特徴
山梨県立看護大学紀要
- 巻
- 4
- 号
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 29
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 山梨県立看護大学
筆者らはこれまで子どもに対するインフォームド・コンセントの文献研究及び母親の子どもに対する健康審査受診前の説明行動に関する研究を行ってきた。本研究はこれまでの研究の一環として、小児専門病院の看護者を対象に看護行為前の説明行動と子どもに対する態度や考え方、看護感などとの関連を明らかにすることを目的としてアンケート調査を実施した。その結果次のことが明らかになった。(1)看護者の3分の1は看護行為の前に説明をしており、そのうちの9割は理由として子どもの権利を上げている。(2)説明の際に考慮される因子は子どもの年齢、苦痛の有無、長時間の安静の可能性である。(3)子どもの年齢に関係なく説明を行ってからする看護行為は日常生活ケアである。(4)看護者の看護観は看護行為前の説明行動と関連する傾向がある。(5)看護者の子ども観は看護行為前の説明行動に影響を与える傾向がある。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/120005569103
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA1140470X
- ID情報
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- ISSN : 1344-7351
- CiNii Articles ID : 120005569103
- CiNii Books ID : AA1140470X
- identifiers.cinii_nr_id : 9000284637203