論文

査読有り
2006年3月

翻訳の等価性からみたバック・トランスレーションの批判的考察

異文化コミュニケーション論集 (立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科紀要)
  • 古家 聡

4
4
開始ページ
177-184
終了ページ
184
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
DOI
10.14992/00005220
出版者・発行元
立教大学

本稿においては、まず、翻訳とはいかなる行為なのかを考え、翻訳をどう捉えるかというスタンスの問題を論じた。そして、異文化コミュニケーション研究でよく使われるback-translation(Brislin,1986)という手法を翻訳の等価性および翻訳の精度の観点から批判的に吟味した。さらに、具体的に日本語と英語の「意味のズレ」を取り上げ、異文化コミュニケーションの視点から考察を加え、最後に異文化コミュニケーション研究や国際比較研究で使用する質問紙の望ましい翻訳のあり方について1つの具体案を提示した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14992/00005220
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007702283
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11918773
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/8552604
URL
http://id.nii.ac.jp/1062/00005220/
ID情報
  • DOI : 10.14992/00005220
  • ISSN : 1348-8422
  • CiNii Articles ID : 110007702283
  • CiNii Books ID : AA11918773

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