2015年4月 - 2019年3月
新型大気蛍光望遠鏡による極高エネルギー宇宙線観測手法の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(A) 若手研究(A)
- 課題番号
- 15H05443
- 体系的課題番号
- JP15H05443
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 23,140,000円
- (直接経費)
- 17,800,000円
- (間接経費)
- 5,340,000円
- 資金種別
- 競争的資金
次世代の宇宙線観測実験を目指した開発研究として、直径1.6 m の複合鏡と4本の大口径光電子増倍管(直径20 cm)からなる低コスト型の新型大気蛍光望遠鏡を製作した。この望遠鏡を、米国ユタ州で稼働中の宇宙線観測実験であるテレスコープアレイ実験サイトに3基設置し、日本からの遠隔操作によって到来する極高エネルギー宇宙線の2年間の定常観測を実施した。得られた測定データの解析により、テレスコープアレイ実験の大気蛍光望遠鏡と新型大気蛍光望遠鏡の両方で同時観測された宇宙線事象や紫外線レーザー光源を使って、新型大気蛍光望遠鏡が宇宙線を捉える性能を持つことを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15H05443
- 体系的課題番号 : JP15H05443