2021年4月 - 2024年3月
周産期訪問看護ステーション利用者と支援者の体験と支援者教育研修開発に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、現在助産所で併設されつつあるハイリスク妊産婦および母子を対象とした「支援対象を母子に特化した訪問看護ステーション」で実施されている支援活動について、その実態および効果を知るために、訪問看護ステーション利用者と支援にあたっている助産師の経験を明らかにすることを第1の目的としている。また、今後、このような訪問看護ステーションが増加していくことが予想されるため、よりよい利用者への支援がなされていくよう、支援者である助産師の能力向上を目的とする支援者教育研修を立案し、実施・評価することを第2の目的としている。
研究初年度であった2021年度は、研究の第1目的を明らかにするために訪問看護ステーション利用者と支援者である助産師への半構成的面接を実施することと、第2目的である支援者研修の計画立案のための基礎資料を得るため、訪問看護ステーション管理者や関連機関の医師、保健師およびソーシャルワーカー等に訪問看護ステーションで支援活動を行う助産師に必要な能力はどのようなものかを聞き取り調査によって明らかにすることを計画した。
研究開始にあたり、所属大学研究倫理委員会の審査承認を受け、承認を得るとともに、訪問看護ステーションの活動をより理解するために研究班メンバーで、研究協力の承諾を得た3つの訪問看護ステーションの管理者から、対象施設の活動理念や活動実態に関するレクチャーを受けた。
次いで研究第1目的を明らかにするために訪問看護ステーション利用者5名、支援する助産師3名に、半構成的インタビューを実施した。また、研究第2目的で立案、実施および評価する支援者研修計画立案のための基礎資料を得るために必要と考える聞き取り調査を、訪問看護ステーション管理者とソーシャルワーカーら4名に実施した。
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研究初年度であった2021年度は、研究の第1目的を明らかにするために訪問看護ステーション利用者と支援者である助産師への半構成的面接を実施することと、第2目的である支援者研修の計画立案のための基礎資料を得るため、訪問看護ステーション管理者や関連機関の医師、保健師およびソーシャルワーカー等に訪問看護ステーションで支援活動を行う助産師に必要な能力はどのようなものかを聞き取り調査によって明らかにすることを計画した。
研究開始にあたり、所属大学研究倫理委員会の審査承認を受け、承認を得るとともに、訪問看護ステーションの活動をより理解するために研究班メンバーで、研究協力の承諾を得た3つの訪問看護ステーションの管理者から、対象施設の活動理念や活動実態に関するレクチャーを受けた。
次いで研究第1目的を明らかにするために訪問看護ステーション利用者5名、支援する助産師3名に、半構成的インタビューを実施した。また、研究第2目的で立案、実施および評価する支援者研修計画立案のための基礎資料を得るために必要と考える聞き取り調査を、訪問看護ステーション管理者とソーシャルワーカーら4名に実施した。
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- ID情報
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- 課題番号 : 21K10925
- 体系的番号 : JP21K10925