Profile Information

Affiliation
Seisen Jogakuin College
NPO法人親子の未来を支える会
Degree
看護学修士(新潟県立看護大学)

Contact information
kitamuraseisen-jc.ac.jp
Other name(s) (e.g. nickname)
北村 千章
Researcher number
20643795
J-GLOBAL ID
201901012887389369
researchmap Member ID
B000365471

慢性疾患のある子どもたちが大人になった時に、居場所を持ちひとり立ちできるために必要な支援や体制つくりの研究活動をしています。特に、先天性心疾患や22q11.2欠失症候群の子どもたち、医療ケアの必要な子どもたちが、できるだけ生きづらさを感じないで成長できることを支える看護者のひとりでありたいと思っています。

1990年:全国心臓病の子どもを守る会の活動のボランティア参加をきっかけに、公的なサポートが少ない在宅で暮らす先天性心疾患および22q11.2欠失症候群の子どもたち、医療的ケアが必要な子どもたちを、地域でボランティアチームをつくりサポートをしてきました。

2009年、新潟県立看護大学大学院看護学研究科修士課程修了後、新潟県立看護大学小児看護学助教・講師として研究活動を開始しました。
2013年:全国心臓病の子どもを守る会賛助会員として、東京都と長野県で活動し、22 HEART CLUBのアドバイザーもを務めています。

2015年:NPO法人親子の未来を支える会の理事を兼任、フィラデルフィア小児病院(CHOP; Children's Hospital Of Philadelphia) 22q and You Centerを訪問しました。(日本学術振興会科学研究費:挑戦的萌芽:課題番号:15K15859)

2018年:11th Biennial International 22q11.2 Conferenceで研究報告をしました。(日本学術振興会科学研究費:挑戦的萌芽:課題番号15K15859)

2019年:清泉女学院大学看護学部に小児期看護学准教授として着任しました。

海外の22q11.2欠失症候群のガイドを翻訳し、国内での22q11.2欠失症候群の『就学ガイド』を作成しています。学校において、お子さんやご家族、教職員に対し、『就学ガイド』を活用してもらい、個々のお子さんがもつ多様性への理解や配慮について考え、教育と医療が連携した支援体制の構築を目指しています。22q11.2欠失症候群など慢性疾患の子どもたちが、幼少期よりできるだけたくさんの経験を積むことが、将来にむけて重要であり、成人後の就労場所の選択肢が増えることにつながると考えてています。(日本学術振興会科学研究費基盤研究C課題番号19K11087)

2019年:NPO法人親子の未来を支える会の協力を得て医療的ケア児の就学サポートをはじめました。本事業では、医療的ケア児や学校看護師のためのガイドライン案作成と学校看護師を支えるネットワークの構築を目指しています。(2019年赤い羽根福祉基金)

2020年:減災ナースながのを設立(会長)しました。長野市下で災害支援における地域で暮らす看護師の力やその重要性を問いかけ、地域で暮らす看護師が専門性を活かし、地域と連携をはかり、地域防災・減災の向上に寄与することを目指しています。長野県地域発元気プロジェクトの助成を受け、勉強会、医療的ケアが必要な子どもの避難訓練、報告会を実施しました。


Papers

  32

Misc.

  30

Presentations

  63

Research Projects

  9

Social Activities

  33

Media Coverage

  3