2020年3月27日
2019年台風19号による宮城県丸森町における斜面崩壊のGIS解析
2020年日本地理学会春季学術大会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- その他
- 主催者
- 日本地理学会
2019年台風19号に伴う豪雨により,宮城県丸森町では多量の降雨と
花崗岩,花崗閃緑岩地域が重なった地域で斜面崩壊が多発した。国土地理院が公表している斜面崩壊分布データを使い,10mメッシュ数値標高データを使ってその特徴をGIS解析した。その結果,傾斜角については弱いピークが散見されるが,10°-45°まで面積率が0.03%以上と著しい違いはみられないこと,斜面方位については北東を中心に方位の偏りがあり当時の風向との比較が必要なことを示唆している。水平曲率については凸部より凹部で面積率が高いことがわかった。
花崗岩,花崗閃緑岩地域が重なった地域で斜面崩壊が多発した。国土地理院が公表している斜面崩壊分布データを使い,10mメッシュ数値標高データを使ってその特徴をGIS解析した。その結果,傾斜角については弱いピークが散見されるが,10°-45°まで面積率が0.03%以上と著しい違いはみられないこと,斜面方位については北東を中心に方位の偏りがあり当時の風向との比較が必要なことを示唆している。水平曲率については凸部より凹部で面積率が高いことがわかった。