MISC

2021年4月

Poland症候群に加え舌運動麻痺による嚥下機能障害や複数の合併症をもつ患者の全身麻酔管理

臨床麻酔
  • 岩本 理恵
  • ,
  • 吉本 裕代
  • ,
  • 大桶 華子
  • ,
  • 小橋 美里
  • ,
  • 郷 賢治
  • ,
  • 照光 真

45
4
開始ページ
557
終了ページ
561
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
真興交易(株)医書出版部

Poland症候群の問題点は、胸壁の形成不全による奇異呼吸からの無気肺や低換気リスクが指摘されている。本症例はPoland症候群に加え、舌運動麻痺による嚥下機能障害、自閉スペクトラム症、気管支喘息を合併し、誤嚥および呼吸障害リスクがさらに高くなっていた。人工呼吸下での呼吸管理は問題なかったが、抜管後に口腔内での止血困難と興奮状態により鎮静が余儀なくされ、不測の事態にも対応できる呼吸管理が重要であった。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202102256704938034
ID情報
  • ISSN : 0387-3668
  • 医中誌Web ID : V423040003
  • J-Global ID : 202102256704938034

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