2011年 - 2013年
口腔癌再発に関わる骨髄単球細胞のマクロファージへの分化機構
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 23592971
- 体系的課題番号
- JP23592971
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,940,000円
- (直接経費)
- 3,800,000円
- (間接経費)
- 1,140,000円
- 資金種別
- 競争的資金
口腔癌において、放射線治療後の再発、再増殖にCD11b+骨髄単球細胞が関与していることが示唆された。マウス実験において、CD11b+骨髄単球細胞は腫瘍が再発、再増殖を開始する直前に腫瘍内へと誘導されており、さらに、これらの細胞の一部は血管の安定化、正常化を担う血管新生誘導因子Tie2を発現したTEM(Tie2-expressing macrophage)であったことからも、CD11b+骨髄単球細胞が、照射後の腫瘍血管の再形成と、それによる腫瘍の再発、再増殖に深く関与していることが考えられる。また、誘導されたCD11b+骨髄単球細胞の多くがM2マクロファージで腫瘍増殖に寄与するものと思われる。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23592971
- 体系的課題番号 : JP23592971