論文

2018年2月

育児休業を取得した看護職への職業継続に関するサポートの実態

日本看護学会論文集: 看護教育
  • 梶谷 麻由子

48
開始ページ
138
終了ページ
141
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本看護学会

全国の200床以上の医療機関の中から系統抽出法で530施設を選出し、このうち協力が得られた75施設に所属する看護職で、2013〜2015年度に育児休業制度を取得後2016年9月1日までに職場復帰した1675名に質問紙を郵送し、「雇用形態」「育児休業中に組織から受けたサポート」「職場復帰後に組織から受けたサポート」などについて調査した。1026名から有効回答が得られた。雇用形態が育児休業前と職場復帰後で変化した人が35%おり、育児休業前に最も多い雇用形態は「正規職員(フルタイム勤務)」、職場復帰後に最も多いのは「正規職員(短時間勤務)」であった。育児休業前に組織からサポートを受けた人の割合は30%、職場復帰後に組織からサポートを受けたのは50%であった。サポートの内容として最も多かったのは、育児休業前・職場復帰後とも「情報提供」であった。

ID情報
  • ISSN : 1347-8265
  • 医中誌Web ID : 2018143472

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